IC7600を導入して、USBケーブル一本でデジタルモード(PSK31やSSTVなど)が簡単に出来るようになりました。
仕組みは、このUSB端子に二つの機能があるから。
一つはリグコントロール CI-Ⅴ というやつです。
それとオーディオインターフェース。送受信両方に対応しています。
受信音をパソコンに録音したり、逆にパソコンの音を変調に乗せることが出来るようになっています。
IC7200以降のアイコムの固定機には標準で付いている機能です。TS590も似た機能があり、FTDX3000にも似た機能が付いているようなので、今後はこの方式が主流になることでしょう。
IC7600はパソコンがなくてもキーボードをつなぐだけでPSK31やRTTYが出来、PSK31の変調もリグ自身で作り出して送信し、この状態なら変更申請も不要なのですが、USB端子でPCをつなぐ運用も、もしや変更申請不要なのでは、と期待してしまうのですが、さすがにそれは駄目でした。技適はその部分を含んでいないようで、どんな外付け装置をつけるかわからないからどうぞご自由にとはなっていないようです。
次に安く済まそうと思い、まずはリグの新設を一旦技適で受けてノーマル開局。それに付加装置を付けるだけだから、総通直での無料の変更申請が通るかなと思っていたのですが、これもあてが外れました。
これにはパワーの問題があったようです。20W機までは出来た記憶があるのですが・・・。
(なのでFT817の方が一旦総通で開局している場合は、PSK関係のインターフェースをつないでも総通に変更申請が出せるはずです。)
ならば表面のキーボード端子から仮想キーボードソフトを介して・・・などと思いましたがそのようなデジタルモードのソフトは無いのでまっとうな方法で手続です。
そんなこんなでTSS保証認定を通しての変更ということになりました。
その時苦労して作った添付書類を紹介します。
USBケーブル一本では出来ないこともあります。
それはFSKモードのRTTY。
これはACC端子から制御信号を入れないとダメ。
なので、USBケーブル一本技だけでなく、従来のインターフェースを介した方法を併記して、自分の都合に合わせてどちらか一方で運用する、という形態にしました。
参考になればと思いますが、原本はイラストレーター、提出はPDFファイルで行いました。