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車に洗車キズを付けない方法

2021年02月28日 00時00分00秒 | アマチュア無線

車に太陽光や照明光が反射した時に、その周囲に細かい白い線がギラギラたくさん見えますね。

これ、原因は洗車。キレイにしたいからせっせと洗車したのに傷で覆われてしまうことに。
塗装に乗った細かい砂、土、等の小さくて軽いけど硬い物で擦ってしまったり、繊維が硬い布等で擦ってしまったりすると付いてしまいます。
これを防ぐには日頃の洗車方法での注意が必要です。
・砂、ドロ、ホコリ等、乗っている汚れを、流水、高圧洗浄機で流し落とす(触らず落とす)
・それだけで落ちないものを、流水の中でマイクロファイバークロスでそおっと撫で落とす(少しアシスト)
・さらに落ちない汚れを、泡立てたシャンプーとスポンジ等で泡と一緒にそおっと撫でて落とす(ほぐしてアシスト)
等、とにかく汚れがあるうちは絶対強く擦らない事です。
汚れままのスポンジで繰り返して擦ると落ちた汚れで擦ることになるのでキズが付いてしまいます。泡も節約しないでどんどん使いましょう。
キズの主原因を落としたら拭き上げ、更に落としたい汚れを落として簡易コーティングへと仕上げていきますが、この時も使うクロスに気をつけましょう。
地面に触れたクロスを使い続けるなんてもってのほかですよ。
どの作業も必要最低限の強さで優しく作業します。
触れれば触れるだけキズのリスクがありますから。
キズを付けたくなかったら塗装に一切触れないこと、なんです。
丸一年一度も洗車していないこ汚い車を一回キレイに洗車するのと、毎月洗車するのとでは、
こと塗装のキズに関して言えば前者、洗車しない車のほうがキズは付きません。
落ちにくい、落ちない頑固な汚れが残るのでオススメはしないですけど。
という訳で、塗装に触れる回数を極力少なくするというのが車にギラギラキズを付けない究極の方法なのでした。
落ちない汚れはどうするか。ここからが専用洗剤類の出番です。
中性の洗剤、強力多目的洗剤、酸性の汚れはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れは酸性の洗剤、油は油を分解する洗剤、または、油は油で落とす、という手もあります。洗うのに使った油は別の洗剤で落とします。汚れが、酸性の汚れの上をアルカリ性の汚れが覆っていれば、まず酸性、続いてアルカリ性、と使う必要があります。襟汚れを台所用洗剤と、洗濯用洗剤の2度洗いで落とすのと同じ感じですね。油と皮脂は違う汚れなので。
さらに、有機溶剤、揮発油、無水エタノール、シリコンオフ、などなど、汚れによって落ちるものを動員していきます。
あれも、これも全く効果が無くても、こいつであっさり落ちた、なんてこともあるので、いろいろ持っているに越したことはありません。こびりついた虫は虫取りクリーナーが手軽です(弱アルカリ性のものが多いです)。吹き付けてしばらくしてから軽く拭き取れば取れます。ゴシゴシやると昆虫の残骸で傷が付くので気をつけて。
なんとなくザラザラするとしたら鉄粉が塗装に刺さっているのかも知れません。鉄粉は鉄粉を分解するものを使います。あのパーマ液の匂いがする、反応すると紫色になるやつです。粘土で取る方法もありますが水を付けながらそおっとやっても傷が付くことが多いので、このあと磨き工程をやる、という時以外は使わないほうがいいかも知れません。
落ちない水滴模様・・・これが一番厄介な水垢。酸性の洗剤が効きますが、あまり酷いとサッと一発で、とはいきません。酸性の洗剤で、効きを確かめながら時間をかけて取るしかありません。一番付けたくない汚れでもあります。これ、原因は水道水の残骸。その証拠に、水道水をかけたことのない車にはほとんど付いていません。昔はあまり話題にならなかった汚れですね。昔は皆、ワックスをかけていたので、ワックスごと落とせた、ということもあるでしょう。水垢と言えば黒い筋でした。雨ジミですね。これはディーゼルの黒い汚れが雨に混ざっていたので降る度に車に黒い縦線が入ったのです。ディーゼルの排気ガス、真っ黒なあれは規制されて激減したので車も汚れなくなりましたね。雨の後汚れるとしたら乾く前に飛んできた土埃りになりました。

洗剤も奥が深いらしくて、例えば同じ酸でも何種類もあり、何をどれだけ配合するかで効果が全然変わるそうです。家庭用洗剤でも○○用、って別れていますけど、それなりに研究されてピンポイントに効くように出来ているそうです。
なのでボディには良くてもガラスにはダメとか、必ず水で流せ、とか、混ぜてはダメとか、いろいろありますので気をつけましょう。
硬化型のガラスコーティングが落ちる、という洗剤もあり、高いお金をかけて施したガラスコーティング車では気をつけたほうがいいかも知れません。
それでも落ちない汚れには・・・磨き粉(コンパウンド)で塗装(クリア層)を薄く削って取ります。これは最終手段です。
稀に、塗装の奥深くまで染み込んだ汚れがあることがあり、削ってもなかなか消えない場合もありますが、それはもう諦めます。
磨きは傷を消す方法でもあります。
キズの主原因である埃や、砂、土を固着する前に毎日流す、流水の中でそおっと撫でる、と言うのはいい方法です。直ぐなら簡単に取れるので。
ただし、水道水はきちんと飛ばすか拭き上げ(そおっと)るのをお忘れなく。
水道水で洗い続けると、きれいにしているはずなのにくすんでくる、ミネラルコーティングと言うありがたくない状態になります。以前話題にした純水、軟水を使えばこの心配はかなり軽減され拭き上げない、と言う選択肢も出てきます。
雨水は大気の汚れを含んでいる可能性はありますが、そもそも蒸留水、そのまま乾かしてもそれほど跡は残らないので放っておいて大丈夫です。
ただ、濡れたまま炎天下に放置すると水のレンズが悪さをするので飛ばしておきたい(汚れが残ったまま拭き取る暴挙はしないように)ところでもありますし、乾く前に土埃が飛んでするとヒョウ柄の車の出来上がりとなってしまいます。
既にギラギラ反射だらけになってしまった車はプロにまかせて磨いてみると、新車か!!というくらいきれいになります。
そこからキズを付けない維持をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに数年の耐久性が保証されているガラス系コーティングは、そもそもキズがつきにくく、汚れもつきにくくなるのでかなり楽に無キズを維持できます。
もし、自分で耐久性が数年あるガラスコーティングをやってみたい、という方は、You Tubeをよくよく見て検討されることをオススメします。
磨き工程などの下処理が重要で、且つ、ムラにならない作業方法に徹しなければいけません。
磨き工程はそれなりに成果が体感できて楽しい作業です。これもYou Tubeでかなり勉強できます。失敗しにくいのはリョービのダブルアクションサンダーを使うやつですね。
(当局は、コンパクトツールズのギアアクション、ダブルアクションポリッシャーを使っています)
ただ自分で磨く場合、傷を完全に無くそうというのは結構厳しく、細かいキズだけ9割無くなればいいかな、くらいで我慢です。
これすごいなぁと思った動画は
これですが、あくまでYou Tube見ただけの感想なので判断はご自身で。

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