昔々、秋月電子で中華製の安いテスターを扱い始めた頃に買った小型の針式メーターの携帯タイプのテスターを愛用していました。
よく使う道具箱に忍ばせていてうちで最も活躍しているテスターです。
ボディの外側の樹脂の間にテスト棒とコードを巻き付けて収納するタイプです。
針式、というのもいいですね。
さてこれ、中に入っていた単4電池が液漏れを起こし、電池を替えても抵抗値を図るときのゼロ校正のメーターが少ししか振らなくなってしまいました。
分解して掃除しました。
プリント基板のパターンは無事なようです。
超小型の管ヒューズが液漏れの被害に遭っています。ヒューズホルダーも。
ここを綺麗にしてはめ直して組み直したのですが、症状は改善しません。
電池はチェック済みのパワフルなものに替えています。
ヒューズ、通っているようで抵抗が生じてしまっているようです。
ヒューズ無しだとゼロ校正も出来ず。
ヒューズ有りだと、モードによって振り方は変わりますが、全然左の方までしか振らず0までは振りません。
とても小さいヒューズなので替えはない。
諦めたけど、最後にヒューズのところを細い銅線でつないでみた。
そしたらもとのように使えるようになりました。
但し、ヒューズ無しになったので危険な使い方は厳禁です。
早めにヒューズ手に入れて交換します。
生き返って本当に良かった。
電池の液漏れってこの時代でも起きる。なんとかならんの?
と思って喜んでいたのだけど、後日ヒューズも手に入れて交換しようとしたら、あれ?うんともすんとも動かない。電池の接点、電池のパワー、ヒューズの接点、テストリードの断線?何か焼けた部品もない。
ヒューズは飛んでない。いろいろチェックしたけどダメだ。
保護ダイオードが飛んだのかな?
この子はこれで終了かも知れない。残念。
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