ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

失敗してもやってごらん

2013年08月04日 | こころの子育て
これまで、自分がやって来たことを後悔していませんか?

それは、自信がないからかもしれません。

自信がない人と一言で言っても
色んなタイプがあります。

自分の能力に自信がない人。
自分の容姿に自信がない人。
自分の性格に自信がない人。

それから、自分の考えに自信がない人。

自分の考えに自信がない原因は、こんな場合があります。

例えば、子どもの頃、親から「ああしろ、こうしろ」と、言われて育った。

もしくは、せっかく自分で考えても、
お父さんやお母さん、お兄ちゃんやお姉ちゃんなど、
家族から取り合ってもらえなかった場合。

子どもは、
自分自身で考えることを励ましてもらったり、
間違えても良いからと考えることを応援してもらったり、
自分なりの考えを支持して、やることを見守ってもらったりすると、

自分の考えに自信を持ち、自分で考えて行動するようになります。

なぜなら、私たちは、元々、考える能力を持って生まれて来ているからです。

「ほら、失敗した!お母さんの言う通りにしないから」
言いたくなる気持ちは、分かるけど、

「転ばぬ先の杖」

のつもりが、子どもの自信を失くす言葉になってしまいます。


また、こうして子どもを失敗させないように指示ばかりしていると、
子どもは、自分で問題解決を考えなくなるだけでなく、
困難にぶつかり、それを乗り越えられたという経験もなく、
自分で乗り越えられるという自信もつきません。

私も、自分の考えに自信がなく、思考法の本を沢山購入していました。

お手本となるものばかり、参考にしてばかりいました。

カウンセリングを受けて、失敗しても
自分で考えて良いんだと思えるようになって、過去のことを後悔することが減りました。

子育てで、大切なのは、
「失敗してもいいから、自分で考えてやってごらん」
という親心。

親という字は、
「木の上に立って見る」と書くのは、そういうことかな…。

コメント (2)
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