「泣くことも一種の快楽である。」
モンテーニュの言葉。
昨日は、お墓参りに長崎に帰ってきました。
兄夫婦と去年亡くなった父を偲んで、思い出話をしました。
寂しくなりました。
さて、
「泣くことも一種の快楽である。」という名言を残したモンテーニュは、
16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者。
ともすれば、泣くと煙たがられたり、嫌な顔をされることも多いものですが、
そんな中、肯定的を超えて、むしろ、奨励するが如く表現されている。
「泣くことも一種の快楽である。」
悲しみという感情は、辛いことを乗り越えるためにあります。
たとえば、大切な人との別れ。
たとえば、自分の両親のけんか。
たとえば、相手に気持ちをわかってもらえない時。
悲しみは、自然な感情。
でも、抑えるとイライラになり易い。
悲しみは、本物の感情。
でも、泣いたら、冷やかされたり、みっともないって言われたりする。
思いっきり泣いたら、スッキリする。
我慢しない方が良い。
我慢したら、溜まって人に当たりやすくなるから。
だから、たまには、泣くのも良い。