ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《気にかけられたいから病気する》

2015年12月17日 | こころ
《気にかけられたいから病気する》

人は、寂しくなると、怪我をしたり
病気をしたりすることがあります。

もちろん、自ら進んで、怪我をしたい人も
病気をしたい人も居ません。

無意識です。


今回、怪我したことで、沢山の方々に優しくしてもらい、
ふと「私、寂しかったのかなあ?」って
自分を振り返っていました。

自分のことは、一番、分かりにくいものです。

気にかけられたい時に、無意識に
怪我したり、病気したりしたとしたら、
治った時が肝心です。

急に、見てもらえなくなると、また病気になりたくなる。それが、人の心です。

自分で、自分を病気にしてしまうのです。

だから、そういう人は、
しょっ中、病院にかかってしまうのかもしれません。

これは、健康である時には優しくしてもらえないけど、
健康でない時には、優しくしてもらえるから、
寂しくなったら、病気になろうという
《インナーメッセージ》

だいたい、小さい頃に、日頃かまってもらえない子どもが
病気をした時だけ、優しくしてもらった経験から、
「寂しくなったら、素直に甘えられないから、自分で自分を病気にしよう」などと
自分の内なるメッセージとして取り入れてしまいます。

親が忙しかったり、大変そうだったりすると、そうなりがちです。

そして、このインナーメッセージを軽くするには、寂しい時には、
「寂しいから、かまって」と人に甘えることが出来るようにすることです。

もし、あなたが親であれば…
子どもが病気の時に優しくするだけでなく、
病気が治った時に、病気が治ったことを喜び、変わらず優しいことが大事です。

何よりも病気ではない健康な時から優しくすることです。

子どもならずとも、大人同士でも
やはり
日頃から優しくされたら、病気になる必要もないですね。

もし、人に優しくしてもらいたかったら、
ずっと受身でいたり、諦めるのでなく、
「人に自分から甘える」ことも重要です。

ああ、つくづく…
日頃から、人に甘えることは難しいし、
甘えられることが大切ですね。

コメント
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