ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

2015年を振り返って

2015年12月25日 | メッセージ
2015年は、皆さんにとって、どんな一年でしたか?

今年は、瞑想合宿に行ったり、アメリカに研修に行ったりなどと忙しい毎日でした。

今年、特筆すべきは、瞑想。

宗教になる前、座禅ではない《瞑想》のやり方を身につける、
まるで、自動車学校の合宿に参加したかの様な体験でした。

一度、車の運転を覚えると、久しぶりに運転すると、下手だけど、思い出して運転できる。

瞑想法を修得するとは、そんな感じです。


◯2015年5月 11泊12日の瞑想の記録

京都の丹波にて、朝4時起き夜9時半就寝

1日2食の菜食を10日間

誰とも話さず、目を合わせず、心鎮めて穏やかに自分に向き合う練習

人と話すこと、人が喜ぶこと、人が幸せになること、人に気にかけられることがエネルギーになる私にとって
合宿に参加を決意し、私にとってまるで牢獄の中に身を投じたこと自体が、修行でした。

自分自身がカウンセリングを受け始めてからの変化は、

前より人に合わせ過ぎず、自分で考えて、思うことを人に伝えたり

自分の考えで行動するようになったり

勝手に我慢して犠牲者にならなくなったり

頼めるようになったり

断れるようになったつもりです。


瞑想合宿の途中、
誰とも口はきかないのに、人と共に居て安心を感じているのに気がつきました。

目を閉じていると、
生まれてから~現在に至るまで
これまで支えてくれた方々の姿が浮かび、
その方々への感謝の気持ちが湧き上がりむせび泣きました。


そして、薄あかりの安全な瞑想所という空間で、生まれ直した感覚でした。


両親が他界し、荒波の海の防波堤を失ったような感覚を感じ、いかに親が心の支え、安心感であったかを痛感していたこの3年でしたが

ここに来てようやく、一人の自律した大人として、生きていけると思えた大きな一年でした。

コメント
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