ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

私を育てていただいた子どもたちと先生方に感謝♡

2015年12月19日 | 命の授業
2015年12月19日昨日、玄界灘に浮かぶ対馬、気温0度と寒いけど気持ちの良い快晴!

対馬ヤマネコ空港から一時間程の所にある
島の中程にある小学校で
「ひまわり先生の命の授業」をさせてもらいました。
全校児童21人の小さな学校。お母さん方、先生方、子どもたち。3年前にもこの小学校にも、来た、来た、覚えてる。1年生だった子どもが4年生に
2年生だった子どもが5年生に
3年生だった子どもが6年生に
成長していて、「命の授業」を覚えていてくれました。

たった45分間だったのに、よく覚えていてくれてるなあ…。感激!
赤ちゃんの産声を聴いてもらったり、感情の大切さや
私たち、誰もが持つ『生まれながらにして持つ価値』
『他の人にない良さ』
『無限の可能性』など
についての話を、み~んな真剣に、聴いてくれました。

一人一人が思い思いに描いてくれた力作のひまわりを沢山、沢山ありがとう(^^)振り返れば、8年前、対馬に初めて呼んでいただいた時、対馬市立鶏鳴小学校の担任されていた先生は、

3年前に呼んでいただいた時に、対馬市立小綱小学校の教頭先生。

今年は、この対馬市立小綱小学校の校長先生になられています。校長先生は、8年前に初めて、クラスの子どもたちと「ひまわり先生の命の授業」を聴いてくれました。

その時の担任の子どもたち、ご自身の変化についてお話しくださいました。

「担任をしていたクラスで、2時間目に命の授業を聴いた子どもたちは、早速、昼休みに5人の子どもが、
『先生、先生、聞いて。』と、話しかけてきた。
それまでになかったことでした。

あれは、自分たちの聞いてもらいたい話を
子どもたちが、担任の私が聞いてくれるという確信を持って話しかけてきてくれたんだと思います。

放課後には、取っ組み合いのケンカが勃発したんです。
こんなこと、なかったんです。

ひまわり先生が、『嫌な気持ちを我慢しなくていい。我慢している子は、言っていいよ』と言われたからだと思います。

その日、保護者の方からの相談を親身になって長い時間聴けたんですよ。

これまでは、どこか避けていたのかもしれません。
これまでとは、違い、保護者に向き合っている自分に気がつきました。

担任の自分にも、変化がすぐに現れたんです。

あの頃は、子どもたちに対して、もっとビシビシっと言うばかりだったと思いますけど、対応が変わっている自分に気がついて…」

確かに、私から見ても、先生の眼差しは着実に子ども目線に、
温かく、優しく、
ちゃんと叱るべき所もわきまえていて、

ご自身の表情は以前にも増して優しく、和やかな雰囲気になっていらっしゃいました。

私も、こうした子どもたちや先生方の変化に励まされ、これまでの活動を続けてこられたんだなあ…。

むしろ、子どもたちや先生方に育てていただいたんだなあと感謝の気持ちでいっぱいです。

一人で開業して9年目、これまでを振り返る良い機会を頂戴しました。記念に私の8年前のBlogを貼り付けます。

***
2007年11月29日のBlog

対馬の子どもたち、ありがとう
子育て講演会の合間に対馬の小学校で『命の授業』をしました。
受けてくれたのは、鶏鳴(けいめい)小学校6年生と大船越小学校5、6年生の子どもたち。福岡からひまわり先生が来て緊張もあったそうですが、みな真剣な目で話を聴いてくれました。
共感して、泣いている子や先生もいました。
いやあ~、話している私がその純粋さに胸を打たれて涙が出そうになりました。
子育て支援センターでお会いしたお母さん方や養護の先生方も真剣で、子どもへの想いが伝わってきました。
島でも子育ては、やっぱり大変なんですね。
子育てご苦労様です。親同士や先生と協力してがんばってください。
今度はゆっくりお邪魔します
最後に、真剣に話を聴いてくれた子どもたちありがとう!



2007年12月1日のBlog

対馬の小学校の先生から嬉しいメールをいただきました
心が温かくなりましたので、ご紹介させてください

米倉先生、今日はありがとうございました。
ちょっと緊張気味の子ども達でしたが、それぞれが先生の話を真剣に受け止めていたようです。先生方とも「よかったね」「感動したね。」とずっと話しておりました。
私自身も米倉先生の授業が終わったら、子ども達に話さないといけないのに、言葉になるかな思うくらい、何度も目頭が熱くなりました。
他の先生方も同じ思いだったようです。
先生の話を聞きながら、そうだそうだ、もっと感情に共感してあげなきゃいけなかった。と、しばらく多忙な中で忘れていたことを思い出させてくれる貴重な時間でもありました。
先生の授業のあとは、子ども達の顔が少し違っていたように思います。
きっと、私の顔が違っていたのかもしれません。
本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
寒くなってきますが、どうぞご無理なされませんよう。
いろいろな場所でたくさんの光をみんなに分けてあげてください。
本当にありがとうございました。

こんなに感じて、感謝してくださる先生に教えてもらっている子どもたち、
ほんとうに幸せですね。
コメント (2)
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