ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

今年受けたカウンセリング~2015年を振り返って~

2015年12月28日 | カウンセリング
《2015年今年受けたカウンセリング》

今年もカウンセリングを受ける事ができました。

私が、今年受けたカウンセリングの中で、
印象的で、特に効果的だったのは、
「私は、嫌われている」という思い込みについて。

日頃、あまり意識することは、ありませんが、
ストレス時に
「やっぱり、私は嫌われる。」 と、思います。

元々、嫌われる存在だから、OKではない。

OKではないから、人の機嫌を伺い
人の役に立つことをしなければならない。

人が喜んでくれないと、私はダメ。
たちまち、OKでないポジションに戻ってしまう。

これは、私の無意識の人生計画。

心理学では、これを「人生脚本」と言います。

人は、幼い頃に
自分について
他人について
社会について
色んなメッセージを自分で決めて取り入れます。

メッセージは、主に親、または主な養育者からの非言語的なものです。

日頃、優しいお母さんが、急に怒って、怖いと感じた場合
子どもは、「やっぱり、私は嫌われているんだ」と思ってしまうかもしれません。

急に怒ったお母さんの表情は、鬼のようで、
「魔女的な親」と呼ばれます。

つまり、「魔女的な親」は、実際の親よりも
ずっと、ずっと怖いイメージなんです。

今年、私が受けたカウンセリングは、
これまで出てきた
友だちを引っ叩く怖い保育園の先生や
兄を特に可愛がるお母さんや
手を叩きながら怒るピアノの先生ではなく、
大好きなお父さんでした。

私にとって、大好きだから、お父さんから怒られたことが
特に印象的で、怖かったようです。

だから、カウンセリングで出てくるのも
今頃だったのでしょう。

つまり、思い出して堪えられる問題なら、たやすく出てくるけど
思い出して堪えられない問題だと
思い出さないようにするのが、
防衛。

この防衛のことをフロイトは、防衛機制、
防衛のメカニズムと呼びました。

…もう、思い出しても、大丈夫。

私にとって、大好きだから、お父さんから怒られたことが
特にショックで、忘れたかったことなのでしょう。

かすかな記憶と、後は、親から聞いたエピソード。

2~3歳のあの時、何で怒られたかは、覚えてないけど、
小さい私は、お父さんからあれほど怒られて、怖い思いをする程、悪い事をしてないし、

「お父さんが怒ったからといって、私を嫌いになった訳じゃない。
お父さんの機嫌が悪かっただけ。お父さんは、私のことが嫌いになった訳ではない。」

と、ようやく心で分かり、安心しました。

あれから、人の機嫌を気にしたり
人を喜ばせないといけないと、過剰反応しなくなっています。

怒りも少し感じるようになり、理不尽な時に、真顔の自分に気が付きます。

そして、最近の講演、カウンセラー講座などで話す時、
大きな変化を感じています。

人前で、心のことをお伝え出来る喜びを実感し、
さらに、興奮するワクワク感を感じるようになっているんです!

人は変わることが出来る。

そして、心穏やかな年末を迎えています。

皆さんもどうぞ、よいお年をお迎えください。




コメント (2)
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