ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

映画「泣くな 赤鬼」

2019年06月14日 | 映画
今日から封切りになった映画「泣くな 赤鬼」を観ました。
 
映画館で映画を観るのは、久しぶりでした。
 
作家 重松清さんの原作「せんせい」を元に、
陽に焼けた赤い顔と、鬼の熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていた高校の先生と教え子のストーリー。
 
先生役は、堤真一さん。
 
先生の奥さん役は、麻生祐未さん。
実は、麻生祐未さんは、中学・高校時代の同級生。
同級生がこうして、50代になっても頑張っているのを見るのは嬉しいものです。
 
教え子役は、柳楽優弥さん。
 
先生が、一方的になっていたかもしれない熱血という情熱に疑問を投げかける教え子たち。
 
教えたつもりの教え子から、沢山のことを学び、成長していく先生。
 
成長した先生の娘が、
「お父さんは、弱い所を見る勇気がないんだよ。」
 
というようなことをいうシーンがあります。
 
教え子のダメな所も受け止める。
 
生徒たちや子どもが
ただ、管理的に、威圧的に、生徒間を比較して、競争させる教育に疑問を投げかける…
 
親とは?先生とは?
人を育てるとは?
どうすれば良いのか?について、考えさせられました。
 
心理学者のエリク・エリクソンは、成人期に獲得すべき発達課題を
「ジェネラティビティ」と言いました。
ジェネラティビティは、世代継承性とか、次世代育成能力とも訳され
子どもを産み育てるだけでなく
後輩・後継者・教え子など、次世代の人との間に良好な関係を持ち、次世代の主体を育み、育てていくことができる能力を言います。
 
まさに、この映画は、主人公である先生が
エリクソンの言う世代継承性、ジェネラティビティを獲得していくプロセスを描いた作品だなと思いました。
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虐待の傷は癒せるか?

2019年06月14日 | 虐待
親から虐待を受けた人が、その心の傷を癒して幸せに生きていけるのでしょうか?
 
まず、その心の傷を癒していくためには、カウンセリングが必要です。
 
心の傷を癒していくためには、受容的・共感的に聴いてくれる心理カウンセラーの存在が、何より大切です。
 
専門的な教育や訓練をしている心理カウンセラーを探してください。
 
一番いいのは、知り合いがカウンセリングを受けたことがあり、推薦された心理カウンセラーを訪ねてみることをお勧めします。
 
それから、カウンセラーとの相性があります。
 
どんなに経験豊かなカウンセラーだとしても、どうしても合わないこともあります。
 
このカウンセラーなら、安心してお話し出来そうと思う心理カウンセラーにカウンセリングをお願いしてください。
 
あなは、幸せになるために生まれてきました。
 
あなたの親が、もし、あなたを愛してくれなかったとしたら、
それは、親の問題です。
 
あなたが、悪いわけではありません。
 
親の問題行動は、あなたの責任ではありません。
 
私たちは、愛されるために生まれてきました。
 
愛を分かち合うために生まれてきました。
 
私たちは、幸せになるために生まれてきました。
 
だから、カウンセラーの力を借りて
幸せになりましょう。
 
写真は、長崎駅の紫陽花
 
 
 
コメント (1)
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