自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

6月の走行距離。

2018年07月03日 02時10分01秒 | 自転車



6月は仕事がきつかった上に
月末に体調を崩し 1週間全く乗れず…
774kmでした(涙)


せめてあと3km走るんだった(笑)


ツールド沖縄までの残り時間を考えると
今月が低調だったことがけっこう痛手な気がする…



6月は下手をすれば500km以下になりそうだったが
ロケ先の島根で稼げたおかげで
なんとかそれだけは免れた





島根に何のロケに行ったかは内緒
…今年もあるレースの特集をするためである
レースのコースに何日間か張り込んで
到着した選手たちの取材をした


選手たちが到着する合間に
私もコースを試走した
実際にコースを走ることで 撮影ポイントを割り出すためである
周回コースは1周14km
獲得標高は300m弱
全力で走って25分かかった
ここを選手たちは22分ぐらいで走ってしまう
しかもそのペースで15周…

とにかく走ることで どこがアタックポイントで
どこが意外にキツくて 風向きや天候によってキツさが変わることも理解した
放送は夏の終わり頃の予定
どうぞお楽しみに





撮影はだいたい 朝10時ごろからだったので
島根にいる間は毎朝5時出発の朝練をした
何で朝練ができるのかというと ここでは会議がないからである(笑)
私の仕事のほとんどは会議で
いつもは1日に2時間を超える会議が3〜5本入っている
それがないのだから 朝練もできるというわけだ






島根から山口の秋吉台まで90kmだというので
行ってみた

私は普段 通勤の距離ばかり走っているため
長距離が本当に苦手だ
100kmを超えると途端にパワーが出なくなる

朝10時までの5時間で 走れるだけ走りたい!
と心に決めて出発


しかし…





今日は寄り道をしないと決めていたのに
つい 素敵な入り江の漁村を見つけて
フラフラと立ち寄ってしまった


集落に入ると 良い香りが漂ってくる
魚介を干したような香り
猫ちゃんになった気分で匂いにつられていくと
いくつか工房のようなものが並んでいた





テーブルの上で何かを仕分けしている女性たちに声をかけると
喜んで応じてくれた





仕分けていたのは 煮干しだった
形が悪いものを選別するだけでなく
魚の種類まで選り分けているのだと教えてくれた





左から ウルメイワシ サバ カタクチイワシ キビナゴ と
丁寧に教えてくれた





お孫さんがロードレースをやっているといって
私の来訪をとても喜んでくれた女性
私がおやつに煮干しを食べていることを話したら
お土産にポケットいっぱいの煮干しをもたせてくれた
「これなら走りながら食べられるわよ」と





扱っている煮干しは どれも上等品だった
今度煮干しを買うときは この漁村で作ったものを買うことにしよう






秋吉台に到着し(もちろん煮干しを食べながら)
9月にレースで走るコースを試走
撮影ポイントもしっかり押さえて150km
いろんな意味で貴重な朝練になった






2時間しかなかった日は 津和野までの往復90km





道中 2つの峠越え
とても美しい農村を走る





津和野の手前 畑迫(はたがさこ)という谷あいで
モーレツに立派な建物が現れた

江戸時代に石見(いわみ)銅山(銀山ではないらしい)で栄えた豪族の邸宅跡だとか
歴史好きにはけっこうたまらないエリアだ





島根の益田を出てから40km 信号なし 自販機もなし
でも最高の練習コース
神社の鳥居群が山の中腹に見えてくると
津和野に到着





三重の桑名と並んで
私の大好きな町
ゆっくりお茶でもしたかったが
朝7時に開いている店はなし


仕方なくコンビニに立ち寄ったら…





何と取材するレースに出場する
中村龍太郎先輩と遭遇
サラリーマンチャリダーなのにプロに勝って日本一になってしまった
すごい人
また一緒に走りましょうと約束
よし! もっと速くなろう





島根に5日間いて
朝練できたのは3日のみ
でもそのおかげで何とか700kmは突破できた


7月は練習量を盛り返したいところだが
残念ながら今月もずっと睡眠2時間生活が確定
流行りの「高プロ」か(笑)

でも今月は
7日にAACAカップ
29日に椿が鼻ヒルクライムに出場するので
恥ずかしくない走りができるように頑張りますよ★