△グリーン・ランタン(2011年 アメリカ 114分)
原題 Green Lantern
staff 監督/マーティン・キャンベル
脚本/グレッグ・バーランティ、マイケル・グリーン、
マーク・グッゲンハイム、マイケル・ゴールデンバーグ
原案/グレッグ・バーランティ、マイケル・グリーン、マーク・グッゲンハイム
撮影/ディオン・ビーブ 美術/グラント・メイジャー
衣装デザイン/ナイラ・ディクソン SFX・VFX監修/ケント・ヒューストン
音楽/ジェームズ・ニュートン・ハワード
cast ライアン・レイノルズ ブレイク・ライブリー ティム・ロビンス ジェフリー・ラッシュ
△1940年にコミック初出
てことは、昭和15年じゃないか!
なるほど、だからランタンなのかってあらためてうなずける。
でも、アメリカっていう国はたいした国で、
ランタンを掲げた古色蒼然SFヒーローがいまだに新作の主役になる。
それもCGを駆使した大作の主人公だ。
これって、
宇宙少年ソランや遊星仮面やキャプテンウルトラが実写でリメイクされるより凄い。
日本の場合、ヒーローやヒロインは常に入れ替わり、ちょっとでも古いと捨てられる。
カビ臭さの中から復活を遂げた金田一耕助や明智小五郎は特異な例といっていい。
けど、さすがにアメリカではよく知られたヒーローだし、
6代目(初代の娘)まで入れ替わって続けられている人気作品だし、
まあわからないでもないんだけど、
マーベルコミックの主人公たちは日本では馴染みが薄いし、
ぼくにいたってはまるで知らなかった。
だもんで、ちょっと入りづらいんだわね~。
でもまあ、なんていうのかな、
不死身の種族によって創設された宇宙警察機構グリーン・ランタンの一員になって、
地球および宇宙の平和のために戦えといわれてみたいっていうのは、
少年から大人まで変わらぬ夢だろうし、
そのために鍛えられながらも根っからのお調子者でちょっぴりさぼりたいし、
誰にも負けないようなちからが備わっているとかいわれてみたいし、
とかいったまあきわめて王道すぎるほどに王道の物語は、
この先、続編になっても同じように続けられていくんだろね。