◎DUNE デューン 砂の惑星(Dune : Part One)
そうか、このティモシー・シャラメって憶えがあるなあっておもってたら『君の名前で僕を呼んで』の主演か。っていうくらいの影の薄さなんだけど、なんとなくカイル・マクラクランの後継って感じはしないでもない。ただ、なんとまあ、今回のドゥニ・ヴィルヌーヴ版は『DUNE』5度目の映像化なのね。1984年のデイヴィッド・リンチ版しか知らずにきたからなあ。
とはいえ、まあ、愉しめた。砂虫のなんとまあ美しい口。それにしても毎度のことながら、この物語を観るたびに『風の谷のナウシカ』をおもいだすわ。秘密結社ベネ・ゲゼリットに属する母にして公爵の愛妾レベッカ・ファーガソンと、アトレイデス公爵のオスカー・アイザックはよかった。フレーメンの部族長がハビエル・バルデムってのもまあ妥当だね。
にしても、映像は見事で、グリーグ・フレイザー、上手だな。