☆つぐない(Atonement)
ジョー・ライトの手堅い演出で、淡い初恋を大好きだった姉キーラ・ナイトレイと自分の憧れの対象だった若き使用人ジェームズ・マカヴォイの情事によってずたずたにひきさかれた少女シアーシャ・ローナンの心情と、それをひきずった初老の作家バネッサ・レッドグレーブの贖罪の気持ちとが上手に描かれてる。ま、強姦した犯人役が若き日のベネディクト・カンバーバッチってのが驚きは驚きなんだけどね。
ただ、なんとも文芸調の物語に仕上がってる感じだな~と、のんびりして観てたら、うわ、圧巻の場面が用意されてた。
ダンケルク、5分を超えるワンカットだ。
凄い。