◇さよなら、僕のマンハッタン(The Only Living Boy in New York)
音楽がなんとなく悪くないっていうくらいに感じてたら、なんのことはない、サイモン&ガーファンクルの「ニューヨークの少年」だった。
けど、それを知るより前に、なんとなく「卒業」みたいな感じだなっておもってたら、ほらね、似たような感じの映画で、うだつのあがらない主人公カラム・ターナーが、もともと結婚したいっておもってた一晩かぎりのセックスをした恋人未満の彼女キアシー・クレモンズのことをおもいながらも、父親ピアース・ブロスナンの愛人ケイト・ベッキンセイルに惹かれてちゃうんだよ~って話で、そこに小説家希望の主人公の家のとなりに都合よく謎の男ジェフ・ブリッジスがひっこしてきてそれがなんと小説家だっていうどこにでもありそうな話だった。