◇すべてが変わった日(Let Him Go)
ほかに方法はないのか?っていう物語だね。
複雑な設定で、1963年、牧場主のケビン・コスナーとダイアン・レインの息子夫婦に子供が出来て、幸せな家庭が築けるかもしれないっていうところで息子が落馬事故で死に、嫁と孫は別な男と結婚して出て行っちゃうんだけど、その別な男の実家が信じられないような暴力一家で、孫をとりかえしに行くと凄まじく暴力的な環境で育てられてて、とりかえそうとしたらダイアン・レインは犯されそうになるわ、ケビン・コスナーは右手の指を四本も手斧でぶった切られるわ、もうめちゃくちゃで、結局、ふたりが乗り込んでいって、ケビン・コスナーの命をひきかえに嫁と孫をとりかえして、女家長レスリー・マンヴィル以下の家族を皆殺しにするっていう、ありか?っていう物語だった。きついぞ、これは。
西部劇として企画されたんじゃないかってくらい西部劇みたいな脚
しかし、トーマス・ベズーチャ、演出うまいな。ことに、レスリー・マンヴィル、