Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE175. ホームオフィス

2011年02月11日 | Kyoto city
 大学の方も卒業制作の発表会が終わり、ようやく一息つけそうなところまできた。あとは入試と会議ぐらいだろう。新幹線の定期も昨日で期限が切れた。今日以降は、しばらく家で仕事をして静かにくらそう。もちろんその合間にデジタル・ペンをもって少し街歩きをしてみたい。といって今は、雪の予報が出るぐらいだから、京都の街は寒い。
 定期をもって毎日大学に通うのと、家で論文を書くのとではどちらが能率がよいかといえば、答えは明白である。つまり通勤の時間がかからない、家の方が断然能率がよい。大学から夜10時過ぎには家に帰り、風呂に入ってブログを書く頃には、もう時計は深夜0時時近くである。そう考えれば、世の中の人の半分ぐらいの仕事は、能率の悪い会社勤めをしていることになるのではないかと、私は考えている。
 世の中には、通わなくては出来ない仕事と、通わなくてもできる頭脳仕事がある。後者ならば断然家の方が効率的である。それにインフルエンザをまぶした会社のくたびれたエアコンの下で仕事をして感染するよりは、家の方が断然健康的でもある。つまり今は昔と違って会社よりは居住性能が上がった家の方が、すこぶる快適なのである。
 それでも会社へゆくメリットがあるとすれば、環境が変わることによる気分転換ぐらいだろう。家で仕事をしているときは、なかば強制的に珈琲をのみにゆくとか、街へ撮影に行くとかを、考慮しなければならない。
 そんなところから、ホームオフィスという考え方もでてくるのだろう。今では十分可能な働き方である。私の場合は、自由裁量労働だから、どちらを選択しても良いのであるが・・・。

吉田神社, 2011年2月3日
OLYMPUS PEN E-PL1,17mm/f2.8
ISO200,露出補正-1, f3.5,1/125, iFinish
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