Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE174. 新幹線自由席の乗り方

2011年02月10日 | Kyoto city
 ほぼ毎日京都と名古屋の間を通勤定期で通っていると、新幹線自由席の乗り方ってものがある。乗り方次第で手慣れた人とそういでない人との違いもわかる。
 例えば3号車の喫煙車両に乗ろうとすると、階段に近い方の出口に降りる人の列がながくなる。だから、並ぶならば階段から遠い方の乗車位置に並ぶべきである。その方が早く車内に入れるし、空席を探すのも容易だ。 
 次に列車が到着したら、ドアの片側、できれば階段から遠い方に身を寄せる人は通い慣れている人である。降りる人は階段を目指して行くから道をあけようという魂胆である。降りる人を早く外に出せば、その分早く車内に入ることが出来、当然空席にありつく確率も高くなる。
 ところが先頭が身を寄せても、2番目が身を寄せなかったりすることがままある。そうなると列は混乱である。当然降りる人とぶつかりなかなか車内に入れない。そういう乗り慣れない人がいると、後ろでならぶこちらも迷惑至極である。
 乗ってから席を探して歩き回っている人がいるが、あれでは空席にありつけない。自由席ですわってゆきたければ、頭を働かせろといいたくなる。
 余談だが最近カートを引く乗客が多い。私も10年前はニコンの撮影機材一式をいれてカートを引きずり、随分人の足をひいたことがある。だが最近は、カートを引くことはない。あれが通路をふさぐと前に進めないからだ。カートの場合は、進行方向後ろのドアから乗り、壁際の椅子の後ろの隙間にさっさとカートを投げ込んで席を物色するのがよい。椅子にまで持ち込むなんて、ホントにお上りさんさんだと思う。
 だから撮影機材は、軽くて小さいデジタル・オリンパスペンをザックにいれてというのが身軽で良いのである。

吉田神社, 2011年2月3日
OLYMPUS PEN E-PL1,17mm/f2.8
ISO320,露出補正-1, f2.8,1/60, iFinish
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