Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

最近のドローイング3. 即物的な世界

2011年02月19日 | drawing
 若くて綺麗な娘なのだけど、私は腰周りや足が描けないと思いつつ、時間が経ち別のポーズに移ってしまった。
 一寸おなかが膨らんでいるのが面白くて、ここに男より長い腸や骨盤や子宮が入っている・・・骨盤の形はどうだったか。体表面の筋肉がどうついていたか。股の切れ上がっているところが格好良いと思いながら、アッというまに時間がたってしまった。こんなに身体が細くてもケツは立派にでかいからね。
 個人的には、骨盤の位置がガシッと捉えられていて、そこから下腹部にかけて落ち込んでいて、性器のところで、股が切れあがっているというような、スタイルが面白いのだが。
 股間に存在感を感じるのは年配のモデルさんだね。もういろんな男達に一杯使われたぜ、という堂々とした空気がただよっているところが面白い。
 つまりクロッキーの世界というのは、即物的です。それでいて見ている人が興奮できるようなクロッキーだったならば、もうそれを描いた画家は天才でしょうね。

2010年12月18日,F5,10分ポーズ.
OLYMPUS PEN E-PL1,17mm/f2.8
ISO200,露出補正0, f4,1/180, iFinish
コメント
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