Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE203. 愕然

2011年11月23日 | Kyoto city
 少しお湿りが欲しいと思っていたら、予報では雨模様かな?。寒いのに雨の休日というのも、少し身の回りを整理するのには、調度良いのだろう。
 大学の教員という仕事柄、本は必要だろうというのは一般的な考え方だが、実を言うと芸術工学系の場合、本はほとんど不要といってよい。まず専門的に読んでおかなければならない名著の類い、それは昔大方読んでいる上、今は図書館にもストックしてある。従って不要。
 最近のコンピュータ関係や都市計画等の制度の専門書やマニュアルは、バージョンがアップするし法律が変わってゆくので不要。そんな風に消去してゆくと、私の書架は不要な本であふれている。書架2連分位の本が不要だ。まあ受け取ってくれれば大学図書館へ寄贈、さもなくばゴミ。
 どんな本をおいておきたいか、先ず装丁の美しい文学や美術の本、或は古い海外の町並みの図面といった古い事柄に関する洋書、それに私が共著で執筆した本位か。
 そうやって本棚に眼をやると、もっとやっかいなものがあった。講義などのために撮影したスライドである。これもポジをみて過去に一度も使わないものは廃棄だ。多分それで本棚1連分はさらに減る。それに暮らしの記録もポジだ。ああっ、それはやっかいなことを思い出した。全然アルバムなどに編集していない。ここまでくると、もう愕然として筆が進まない。

京都駅,2011年8月5日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
IS6400,露出補正-1/3,f2.8,1/100,i-Finish
コメント
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