新穂高へは、交通のアクセスが良いとはいえない。JR高山線の特急か高速バスがそれぞれ1時間に1本あるだけだ。だから多くのビジターは、車でやってくる。
帰りに特急は夕方遅く迄満席、高速バスも2時間後でないと席がとれないという交通の便の悪さを露呈する状況に遭遇した。残るは各駅停車しかない。これで岐阜まで約3時間半の道のりであった。それでも夕方まで待つよりは早く帰れた。個人的には、各駅停車に乗ることは苦ではないが、JR高山線という路線が、私には印象が悪い。
涸沢・上高地に行くときに乗るJR中央西線は、振り子式電車特急で、昔は4時間かかっていたところを2時間で行く上に、沿線の木曾街道の景色(奈良井という伝統的建造物群保存地区を通る)を楽しむことが出来る。
おなじ北アルプスに向かう高山線は、非電化区間であり、振り子式気動車特急が走っているが、高速運転しますと車内アナウンスされても、たかだか一般道の自動車と変わらないかそれ以下である。それに山が迫りすぎて集落が少なく、景色がよくないというのも、私が好きになれない理由である。
これらを数値で比較すれば、名古屋-松本が188.7kmで2時間、平均時速94.4kmであるのに対し、名古屋-高山166.7kmで2時間20分、平均時速71.5kmであるが山間部は当然70km以下と特急と名乗るほどのものではない。 因みに運賃は同一である。
その要因は、線路が曲がりくねり、単線であり、電化されてないことだが、もう一つ線路の規格が中央西線に比べてグレードが低いのではないかと思われる。各駅停車でも山間部は、ゆっくりとしか走れない程度のグレードだと推測する。つまり完璧なローカル線だ。だから本来特急が走るような路線ではない。無理筋特急なのだろう。
それに京都からは、新幹線で名古屋までゆくか(ただし名古屋-岐阜間は経路がダブるので運賃が高くなる)、途中の岐阜まで快速電車を乗り継いでゆくという乗り継ぎの悪さもある。
非電化、単線、線路はカーブだらけ、そこへ無理筋特急、沿線の景色はつまらない、さらに乗り継ぎが悪いとくれば、私の印象が良かろうはずはない。
JR高山線各駅停車,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL9-18mm,F4-5.6
ISO640,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f41.1/60,i-Finish
帰りに特急は夕方遅く迄満席、高速バスも2時間後でないと席がとれないという交通の便の悪さを露呈する状況に遭遇した。残るは各駅停車しかない。これで岐阜まで約3時間半の道のりであった。それでも夕方まで待つよりは早く帰れた。個人的には、各駅停車に乗ることは苦ではないが、JR高山線という路線が、私には印象が悪い。
涸沢・上高地に行くときに乗るJR中央西線は、振り子式電車特急で、昔は4時間かかっていたところを2時間で行く上に、沿線の木曾街道の景色(奈良井という伝統的建造物群保存地区を通る)を楽しむことが出来る。
おなじ北アルプスに向かう高山線は、非電化区間であり、振り子式気動車特急が走っているが、高速運転しますと車内アナウンスされても、たかだか一般道の自動車と変わらないかそれ以下である。それに山が迫りすぎて集落が少なく、景色がよくないというのも、私が好きになれない理由である。
これらを数値で比較すれば、名古屋-松本が188.7kmで2時間、平均時速94.4kmであるのに対し、名古屋-高山166.7kmで2時間20分、平均時速71.5kmであるが山間部は当然70km以下と特急と名乗るほどのものではない。 因みに運賃は同一である。
その要因は、線路が曲がりくねり、単線であり、電化されてないことだが、もう一つ線路の規格が中央西線に比べてグレードが低いのではないかと思われる。各駅停車でも山間部は、ゆっくりとしか走れない程度のグレードだと推測する。つまり完璧なローカル線だ。だから本来特急が走るような路線ではない。無理筋特急なのだろう。
それに京都からは、新幹線で名古屋までゆくか(ただし名古屋-岐阜間は経路がダブるので運賃が高くなる)、途中の岐阜まで快速電車を乗り継いでゆくという乗り継ぎの悪さもある。
非電化、単線、線路はカーブだらけ、そこへ無理筋特急、沿線の景色はつまらない、さらに乗り継ぎが悪いとくれば、私の印象が良かろうはずはない。
JR高山線各駅停車,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL9-18mm,F4-5.6
ISO640,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f41.1/60,i-Finish