金網の向こうで携帯電話をかけている割烹着姿の淑女。それだけでもコンテンポラリーな風景を切り取っている画像かもしれない。といってこうした画像は20世紀に数多く登場した。今は簡単にデジタルカメラで撮影できてしまい、それなりに絵になっている。
実は,京都にはこうした風景が結構多いのではないかと思われる。夜の酒場街を歩くと絵になりすぎるぐらいの風景に出会うことがある。それは京情緒なんてものではなく、安普請の建物に狭隘な土地で商売を営む店舗はが多く、どこかキッチュな或いは破綻した風景が多い。その背後に京都タワーなどという場違いなものまで登場する。つまり古びたものと新しいものとが直角に交差し、そこに混在し混沌としている風景も、また京都であろう。
E-PM1に12mmの超広角レンズの組み合わせは、こうした風景撮りに向いているようだ。ISOも6400を超えると画像が破綻するので、ここで感度の拡張を止めている。f2.0というレンズの明るさに救われたようだ。
オリンパスのアートモード・ラフモノクロームは少しコントラストが高すぎるようなので、Photoshopで明るさとコントラストを調整し、暗部が描写されるようにしてみた。
しばらくコンテンポラリーな京都でも、追いかけようか。といってそれではもろに森山大道さんになってしまう。それがデジカメで簡単にできてしまうところが、すごいと思うけど。
京都駅周辺,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO6400,露出補正±0,f2.1/50,ラフモノクローム
実は,京都にはこうした風景が結構多いのではないかと思われる。夜の酒場街を歩くと絵になりすぎるぐらいの風景に出会うことがある。それは京情緒なんてものではなく、安普請の建物に狭隘な土地で商売を営む店舗はが多く、どこかキッチュな或いは破綻した風景が多い。その背後に京都タワーなどという場違いなものまで登場する。つまり古びたものと新しいものとが直角に交差し、そこに混在し混沌としている風景も、また京都であろう。
E-PM1に12mmの超広角レンズの組み合わせは、こうした風景撮りに向いているようだ。ISOも6400を超えると画像が破綻するので、ここで感度の拡張を止めている。f2.0というレンズの明るさに救われたようだ。
オリンパスのアートモード・ラフモノクロームは少しコントラストが高すぎるようなので、Photoshopで明るさとコントラストを調整し、暗部が描写されるようにしてみた。
しばらくコンテンポラリーな京都でも、追いかけようか。といってそれではもろに森山大道さんになってしまう。それがデジカメで簡単にできてしまうところが、すごいと思うけど。
京都駅周辺,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO6400,露出補正±0,f2.1/50,ラフモノクローム