北アルプスの稜線が見えたら、撮影するためにどのレンズを持ってゆこうかと考えた。結果は、14-150mmのレンズをリュックの隅に入れてたのだが、いつも使用しているマクロ・エルマリートですんでしまった。これで槍ヶ岳の特徴ある鋭角三角形の山稜が見て取れる。あとは広角ズームをつけたE-PL1が便利だった。つまり意外にも日常の撮影システムで済んでしまった。
それにしても重たく大きい超望遠レンズというのは、なんのためにあるのだろうと思われた。被写体を引き寄せて撮影する、ただそれだけの目的だったとしたら、利用価値は少ない。槍ヶ岳をアップで撮影して何が面白いのだろうか。超望遠レンズは、せいぜい近寄れない野鳥などの生態観察とか、スポーツをアップでと撮影するなどの目的以外では、あまりやくに立ちそうもないという私の結論になる。
もっといえば、撮影機材そのものが不用という味方もある。新穂高ロープウェイの展望台で記念撮影をしていた写真屋のオッサン達のEOSは、撮影するとすぐに階下で出力され、展望帰りの観光客に記念写真を売っていた。よく見ると撮影機材-無線LAN-受信端子-ケーブル-プリンターとつながっているようであった。瞬時にできあがった写真は大変綺麗ではないか。今時あれで良いのではないかと思った。 それで不満ならばiPhoneで 。となると旅に撮影機材は、いらない、その分荷物が軽くできて好都合なわけだ。
もはや撮影機材は、プロユースしか成立しないのだという時代に入ったのかも知れない。そういえば、3600万画素のニコンD800が好評のようだが、あれって何に使うのだろうか?。せめて1460万画素のコダックDCS14nが登場した2003年頃にニコンD800なら、さすがニコンと思っただろうし、私も食指が動いたのだが、10年近く後に登場しても、ユーザーの感性はもっと先へ進化してまっているよ。
技術を出し惜しみすると、すぐに陳腐化するということかもしれない。そういえばあのコダック、先日倒産したのだけど・・・。
新穂高ロープウェイ展望台,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f11.1.1/2000,i-Finish
それにしても重たく大きい超望遠レンズというのは、なんのためにあるのだろうと思われた。被写体を引き寄せて撮影する、ただそれだけの目的だったとしたら、利用価値は少ない。槍ヶ岳をアップで撮影して何が面白いのだろうか。超望遠レンズは、せいぜい近寄れない野鳥などの生態観察とか、スポーツをアップでと撮影するなどの目的以外では、あまりやくに立ちそうもないという私の結論になる。
もっといえば、撮影機材そのものが不用という味方もある。新穂高ロープウェイの展望台で記念撮影をしていた写真屋のオッサン達のEOSは、撮影するとすぐに階下で出力され、展望帰りの観光客に記念写真を売っていた。よく見ると撮影機材-無線LAN-受信端子-ケーブル-プリンターとつながっているようであった。瞬時にできあがった写真は大変綺麗ではないか。今時あれで良いのではないかと思った。 それで不満ならばiPhoneで 。となると旅に撮影機材は、いらない、その分荷物が軽くできて好都合なわけだ。
もはや撮影機材は、プロユースしか成立しないのだという時代に入ったのかも知れない。そういえば、3600万画素のニコンD800が好評のようだが、あれって何に使うのだろうか?。せめて1460万画素のコダックDCS14nが登場した2003年頃にニコンD800なら、さすがニコンと思っただろうし、私も食指が動いたのだが、10年近く後に登場しても、ユーザーの感性はもっと先へ進化してまっているよ。
技術を出し惜しみすると、すぐに陳腐化するということかもしれない。そういえばあのコダック、先日倒産したのだけど・・・。
新穂高ロープウェイ展望台,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f11.1.1/2000,i-Finish