Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE259. 冬の晴天日

2012年02月12日 | field work
 燕岳の山小屋の主に言わせれば、冬の北アルプスは三日に一日だけ晴れる。私は、それが頭にあった。ひょっとすると土曜日は晴れるかも知れないという予想があり、早い新幹線で名古屋に向かい新穂高を目指した。名古屋からは、高速バスが2時間半で高山へ行くので、これを使ったのだが・・・・。
 途中の事故で渋滞、さらに東海北陸道は途中から4車線が2車線になるので、この随分手前から大渋滞にぶつかった。あいにく土曜日は建国記念日であり、連休というわけだ。最後のスキーを楽しもうとする連中達の車で道路は混んでいた。
 結局高山には、ダブルの渋滞で1時間40分遅れでバスは着いた。実は、もう10分早く高山に着けば、最終の新穂高ローブウェーに間に合うバスに乗れ、標高2100mから冬の北アルプスの全貌を堪能できたのだが、大変残念。もちろん西穂山荘を目指す場合でも、完全にアウトである。この10分が今日の行程の分かれ道であった。
 というのも、次第に乗ったバスが新穂高に近づくと、素晴らしく晴れている、それも麓から北アルプスの稜線まで全貌が見えている晴天日だったからだ。やはり今日は三日に一日の晴天日だったのだ。私の予想は的中したが、連休で道路が混むということを全く忘れていた。ああっ、素晴らしい晴天なのに大変残念!!!。
 結局山行の人達が泊まる山奥の瀟洒な宿にしけこみ、川沿いの露天風呂につかって冬の晴天日の風景を堪能した。それはそれで大変すばらしかった。

深山荘,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f10.1.1/250,i-Finish
コメント
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