Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE265. デザインを愛でる

2012年02月18日 | Photographic Equipment
 私は、新しいプロダクト製品を購入すると、彫刻をみるようにそのデザインを愛でる。いろんなアングルから眺めたり、質感を楽しんだりする。プロダクトデザイナー達がだした結論を味わうというのは、どこか茶道と似ているようでもあり、とても楽しい瞬間である。
 だから最近はやりのボディに張り革をまいてレトロに仕立て直すなんていうのは、論外である。プロフェッショナルなデザイナー達の練り上げた現代の彫刻といっても良いプロダクトに、素人が加筆するという行為をする人間は、やはり物を知らない上に、感性や品位が大変欠落している。大体機材マニアというのは、スペックばかりに眼が行き、こういう品位のない輩が多いことは、彼らのブログから見て取れるけど。
 さて画像のように、当初はペンE-PM1にズイコー12mmのデザインが似合うかと懸念したが、結構似合っている。むしろペンE-PL3のステンレスヘアライン仕上げだと似合うことはわかるのだが、実際両機を手にしてみると、重さが50Kgの差がある。それは大きな差のように感じられた。結局最も軽いE-PM1を選択して正解だった。
 ペンE-PM1は、私の小さめの手に包み込めるような小さなボリュームが大変心地よい。となるとストラップも邪魔だな。このペンE-PM1を抱え、スケッチブックと色鉛筆も持って、京都の古い街並みを徘徊しようという気分にさせてくれる。そういう気分は、E-P3を購入したときには感じなかったのだが、やはりこの小さなボディと金属質のレンズのせいだろうか。

三上訓顯研究室,2012年2月17日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO500,露出補正±0,f4.5.1/100,i-Finish
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PEN LIFE579. 熱海だ!

2012年02月18日 | Shinkansen commuting
 先日の週末は、お袋のお見舞いに。危篤状態だったが、酸素マスクを付けたせいか、少し容態は安定しているようだ。あとは本人の体力次第だと。ならば東京の夜、居酒屋巡り。
 巡ることもなく、神楽坂の地元商店街の役員がよく利用するという居酒屋へ、幼なじみと酒宴だった。まあ小さい時の遊びを思い出しながらの酒は久しぶりに楽しかった、という誰にでもある平凡な一時だった。
 それにしても東京迄の新幹線の長いこと。車窓撮影をしていても退屈の限り。富士山はすこぶるよく見えていたが、何度も撮影しているし、それに今日の私の座席は反対側だ。じゃ東洋のリビエラ熱海だ!。ここはレンズの設定を間違えたなと思う間もなく、列車はあっというまにトンネルに突入した。だから画像は、後で大いにトリミングして。
 それにしても山の斜面のマンション群がPENで撮影するならば、意外に面白そうだ。お袋のお見舞いついでに熱海で宴会・・・不謹慎か。あるいは京都から、熱海へ引っ越すとか・・・それでは谷崎潤一郎のライフスタイルだ。
 さて今日は、終日まとまった雨が降っていた。新幹線通勤の車窓撮影も、今ひとつだ。そこで撮影機材の焦点距離を2倍にしてくれるテレコンの設定にした。画素数は1/4位が現実かな。これが印刷原稿にも使えそうだ。となると300mmのレンズを付けると実質600mm、でっその2倍1200mmのレンズになるわけだ。ためしてみたいなぁー。150-300mmのレンズが欲しいと思い始めるという悪い癖が・・・。

熱海,2013年2月16日
OLYMPUS PEN E-PM2, M.ZUIKO DG18mmF2.8, ISO200,露出補正-1/3,f2.8,1/1000.
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