Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ZEISSの空気24. カテゴライズ

2018年06月13日 | Kyoto city

 あーっ、やだ!、やだ!、何がやだ!かというと、月曜日の夜にエアロビクスの教室へゆき疲れ果てていて、さて機材を担いで街の徘徊に行くべきか迷っていたからだ。曇り空だから古民家を撮影するのには調度よい。これから夏の日差しになるともう古民家は黒くつぶれて写り、暑いばかりで撮影どころではない。やはり今歩き回る方が健康的か。

 もう一つやなことがある。ブログのカテゴリーである。iWeb時代のカテゴリーを、そのままgooのカテゴリーへ移動していない。だから二つのカテゴリーが存在する。それは縦軸と横軸で二つのカテゴリーだから、つまりマトリックスで捉えればよいわけであるが・・・。

 さてプログの編集場面で、ニコンのボディにツァィスのレンズを付けて撮した画像を用いてプログを書こうとしたら、「Nikon Freak」か「ZEISSの空気」のどちらのタイトルカテゴリーにいれるべきかという問題が起きる。これまでボディ側の属性で仕分けていたが、新たにZEISSの空気というレンズのカテゴリーを増やしたから話がややこしくなった。まして今日はニコンD200を下地にしたFUJIのボディにツァイスのレンズだよ。さらに複雑になる。

 といった具合に一例をあげたが、カテゴライズというのは結構煩わしい作業なのだ。学術論文は、まさにデータのカテゴライズから始まるわけだ。一般的にはエクセルでデータのコーディング作業がカテゴライズの始まりである。コードナンバーをつけてデータを整理すれば、NOカテゴリー毎にデータが整理されるだろう、やりだすと二つのカテゴリーに属するデータが出てきた。どちらのカテゴリーに入れるんだろう、そんな話である。

 そうなると単数属性と複数属性の2カテゴリーに分けておけばよい。つまり上位概念のカテゴリーを設定すればよく、それで単数属性は当初のカテゴリーに納まるわけである。でも階層の上下の位置が単数&カテゴリーと複数ではずれるよね。同じ現象から導き出されたデータが階層的に位置がずれるのはまずいだろう。そこで複数属性もカテゴライズする必要に迫られるわけである。それをしないとわかりにくいエクセルの表ができてしまう。実はそうしたわかりにくい表が私達の世界では多いんだ。もう少し考えましょうねといいたくなる。もっといえば・・・、やめとこう哲学の話だから。

 でっ、ここでは「ZEISSの空気」のカテゴリーに入れることにした。やはり写りの違いはレンズだろうという考え方からなのだが。それにFUJIなんていうカテゴリーは私のブログには存在しない。

 さて10年前のFUJIを持ち出して街の徘徊をしていた。すこし古くさくお払い箱にしたい(当時定価25万の機材も今では下取り価格1万円程度ですから)デジタル機材だが、今でも十分使える色であるのにはまいった。それにFUJIの撮影素子は、多分今でも大変綺麗なのであろう。だから今でもFUJIをぶらさげている外国人を多く見かける。

 ニコンF3修理完了の連絡はこないし、ミラーレスニコンが登場するのは来年だし、今日はこれでツァイスの空気を味わうほかない。APSサイズ画面だからディスタゴンの写りが全面的にみられるわけではない。そこは我慢、我慢・・・。

 

京都市中京区

FUJI FinepixS5、Carl Zeiss DistagonF2.8/25mmT*

ISO200,露出補正-0.33、f/11,1/35

コメント
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