Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1532. コブシメ

2018年06月25日 | diving

 冬のオフシーズンと足指骨折で7ヶ月のブランクがあった梅雨の沖縄のダイビングだったが、潜り初めは圧平衡(耳抜き)がしずらかった。やはり間をあけると体調も変わってくるようだ。今回のダイビングは、マスター・スクーバ・ダイビング(MSD)の免許取得が目的だったから、エマージェンシーとレスキューの講習・海洋実習が中心であり、撮影したのは2日間だけだった。

 だから魚画像の収穫は少ない。撮れたのは烏賊ぐらいかな。そんなわけで画像はコブシメ。私達が刺身にして食べているあの烏賊です。水中だと、胴体が太く、猫の後ろ姿のように滑稽なのです。幸運にも産卵する直前の姿を捉えた。烏賊ずくしといっちゃうと寿司屋のメニューみたいだが、WEBによれば食材名はモンゴウイカだそうである。

 オリンパスの60mm(フルサイズ換算120mm)マクロレンズを試みた。レンズのオートフォーカスが合う距離値が4段階に設定できる。ここでは0.4m〜無限大に設定してハウジングに入れた。この設定をしないとオートフォーカスが迷いだすし、機械にとってマクロ領域の合焦は大変難しいという話をオリンパスから聞いた。そのため4段階の距離値レンジのダイアルが付いている。

 画質は、魚眼レンズと比べれば抜け方が今ひとつのようにも思われ、少し発色が異なるようだ。長焦点レンズは水中で使いにくいだろうと思っていたが、実際には遠くから被写体を捉えられるので、近寄れば逃げる魚を撮るのにはよいだろう。今後は少し遠くからねらう画像を試みたい。

 というのもこれまで魚眼レンズやニコンAW130でアップで撮影していたら、どうも水中の空間感覚や距離感覚ができていないことがわかった。まあそこで次回は空間や距離感覚の形成に努めようと思う。だから撮影方法も変えてみようというわけだ。

 

沖縄県座間味島六番﨑

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG ED 60mm/F2.8

ISO200,露出補正-1.3,f/5.6,1/250

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