Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1561. 慶良間ブルー

2018年09月13日 | diving

 水中機材で使用しているオリンパスE-M1+魚眼レンズは、慶良間ブルーと呼びたい青い色がよく表現され、レンズは大変シャープで明るく優れものの機材である。

 だが欠点がある。ハウジングが大きくかさばること。スーパーの海老フライの衣のように格段に大きくなり、沖縄行きリュックの1/3は、この機材と付属品が占めてしまう。だからそろそろ引退どきだと考えている。

 じゃあ手元にE-M1Mark2にZUIKO DGに建築用の7-14mm/2.8広角ズームレンズがあるので、これでハウジングを組み立てようかという気分にもならない。もちろんMark2の方が機能アップしているから水中機材としては申し分ないが、しかし今の機材よりさらに大きくなるという悪循環になるから、これはやめたい。

 本来ならそれよりは一回り小さいPENシリーズに手元にある12mm/f2.0のレンズがつくハウジングもあるが、オリンパスPENの水中機材は廃版の可能性が高い。

 あっ、そう!、つまりオリンパスは、水中で小さくかさばらないことには関心がないのか!。機材は小さくてもハウジングになると大きくて、小さい機材のハウジングを廃盤にするなど、全く首尾一貫しない。それに原則水中では片手撮影だよ。もう片方の手はライトを操作しているからね。

 そんなわけで慶良間ブルーのランドスケープは今回で見納めである。

 私は、水中機材はハウジングレスにすべきだという考え方だ。ダイビングでかさばらず身軽であることは、水中で急な流れに遭遇したり、何かと身をかわすことが必要なときは必須の仕様である。対処しやすく負担がない大きさというものがあるだろう。ときにはそれが生命にも関わってくるわけだから、撮影は二義的な要素なのだ。ダイバーは撮影ばかりに専念してはいられないのである。だからBCDに引っかけていても意識されない大変小さなニコンW300が、画像が今ひとつであっても使い続けるわけ。

 それに、あのハウジングレスの名機ニコノスの商標が復活したとする情報もある。実は、この情報があるのでオリンパスは手放そうと考えている理由だ。ニコノスであれば小さいしレンズ交換はできるし、魚眼レンズがあれば使い勝手が大変よく、小さいハウジングレス機材ができる。ミラーレスよりもハウジングレスに期待したい。

 

沖縄県座間味島ドラゴンレディ

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.3,f/8,1/125 

 

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