固定電話など使わないはずだった。ところが固定電話しかつかわない役所があった。国の役所!。50頁はある申請書類のやりとりの最中で・・・。
役所「幾つか訂正して欲しいところがあるんですけど、お手元の書類控えをみていただけますか・・・」
「書類はすべてパソコンの中ですが・・・」
しかも固定電話とパソコンとは距離がある。
・・・
役所「じゃ、申し上げます・・・・・」
そんなわけで手元のメモ紙作戦だ。全部で10項目あった。
でっ、まあなんとかその後、パソコンの書類をみつつ訂正はできた。
また一ヶ月後に件の役所から電話があった。さすがに書類は出力して控えてある。しかし、電話台のまわりには書類を置くスペースがない。デスクの書類を遠眼にみながら・またまたメモ紙作戦だ。
だから、もうこんなことはやっていられない。そうだ!、無線LANが走っているのだからこれで接続できるインカムがあればいいか。
でっ、ヨドバシへ、無線LANで接続できる固定電話用のインカムが欲しい。
「そんなのないっす!」、そこで倉庫の奥からとり出してきたプライスダウンされた売れ残り商品が有線の電話用インカムだ。それもモジュラージャックの分配器で配線するというしろものだ。しゃあない、床にコードはわせて、間に合わせにこれで・・・。
これならパソコン上で書類を見ながら電話応対ができるけど、それって進化じゃないよな。役所のためにそうしただけ。なんかMacの環境にそぐわない!!!。
MacのFace TimeがiPhoneから動画付きの電話をかけることができるけど、固定電話はどうなってんだい。こちらはパソコンにこだわりたいのだ。あくまで24時間待ち受け状態にこだわる固定電話の頑固なシステム。
うん!、何!、PanasonicでWiFi機能付き固定電話FAXでiPhoneを子機代わりにできる。iPhoneにもってくればAir podなどもあるから無線で電話の受け答えができる。子機どころかiPhoneがメインだぜ。なんだちんけな電話用有線インカムなんかいらんじゃないか。無駄な出費だった。つまりこちらは、Macを操作しながら書類のやりとりをしたいわけ。
さて見通しがついたので日経流通新聞を読んでいると、IoTだとはしゃいでいる。何がIoTだよ!、全くメカに弱い文科系経営者の珍奇な言葉遊びには笑っちまうよ。そんなたわいない妄想よりは、先ず固定電話からIoTやれっていうのさ。
クロッキー帳NO24.