Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日165. 朝の神楽坂

2019年03月19日 | field work

図1. やはり路地はこのように折れ曲がり遠くが見通せないところが素晴らしい。だれがこんなことを考えたのだろう。それにレンズも標準レンズの焦点距離だ。この画角が実に自然だ。

 

図2. 路地に差し込む光は貴重だ。光が採れればいいさという気分でシャッターを押していた。

 

図3. 坂の街だからね。敷地の高低差がこんなところに顔をだしているんだ。

 

図4. オッ、和服姿!、シャッターチャンス!!。EOSのドライブ設定がSモード?。何これ!、アチャーッーぶれているか??。そう思ったらチャンと撮れているのがEOS1Ds。どんな場合でも押せば写る、撮影機材の基本はそこだよ。押しても写らないというのが一番ストレスが大きい。ちなみにSモードは静音設定だった。音はするけど小さい。こんな時代にすでに付いていたのか。

 

(本文)

 さてミニ旅2日目は、筑土八幡で東京都の役人達と打合わせだ。遅がけに宿を出ても時間があるから、神楽坂の路地を歩きつつ・・あーっ、こんな時間帯に路地を歩いてもなぁーと期待感はない。フィールド撮影のための練習だ。練習といっても撮影ではなく、機材は3kgあるのだから重さになれる練習だ。

 それにEOS1Dsは画像に空間感を感じさせてくれる。つまりカメラのイメージセンサーと被写体の間には空気があって空間があるわけだけど、それが画像に捉えられているような絵の作り方だ。だから、まだしばらくこの機材が活躍するんだろうな。

 さて、さっさと打ち合わせが終わり、お昼は翁庵のカツ蕎麦と決め込んでいる。小さい頃、肉、乳製品が嫌いでタンパク質不足で栄養不良児になったこともある。そのときここのカツ蕎麦をはじめて食べて肉って旨いんじゃんということに気がついた。当時のカツはハム並みに薄かったが、つゆがしみこんで美味だった。私を栄養不良児から救ってくれた翁庵のカツ蕎麦だ。いまは厚いカツになったが、まあ私には美味しいのよ。

 そのあともう何十年ぶりかで東京モノレールに乗って羽田空港へ。沖縄へ出発するまでかなり時間があったはずだが、多分搭乗口前で文庫本をよんでいたんだろう。しかし本は捨てちゃったから、なんの本を読んでいたかは記憶にない。実に退屈な羽田空港だ。

 空港建築としては、羊羹みたいな箱のデザイン。こんなのでオリンピックのときは世界から人を迎えるのかよと思っていたら、隣で建物を建設中だった。といって話題にするほどのデザインでもない。これじゃ日本には文化がない!、そんな第一印象を外国人達に与えるか。実際日本文化なんか形骸化して消失しているのだから、それは正直な姿勢なんだけどさ。

 そんなわけで夕方那覇についた。夜は、あいつを誘って飲みにゆこう。

 

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO400,焦点距離50mm,露出補正-0.33,f/11,1/320

ISO400,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/11,1/160

ISO400,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/11,1/60

ISO1600,焦点距離220mm,露出補正0,f/5.6,1/600

 

コメント
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