Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング174. 顔の話

2019年03月01日 | drawing

 さて撮影画像も尽きたので、毎週描いているクロッキー・デッサンにしようか。

 女の体も描くとなかなか難しいのだが、このモデルさんは中肉中背で描きやすかった方だ。大体モデルさんは、ダンサーだったり俳優だったするから、日々体は鍛えている。そんなわけで筋肉質なボディが多いけど、まあその方が格好がいいよね。

 それが痩せていると、メリハリが少ないためか一寸描きにくいのですね。エドヴァルド・ムンクの「思春期」の少女も痩せていそうで、腿のあたりをみると筋肉が結構ついている。だから痩せている女を描いた傑作は、私の記憶にはない。

 最近の美意識として、女は顔では決まらんのですよ。やはりボディです。クロッキー帰りの電車の中で美人タイプのOLを見かけるが、やはり鍛えていないプニョプニョ感がただよっていて魅力半減ね。脱がせる前から魅力半減なのだから、脱いだら美人も悲惨だよなぁー(笑)。

 つまり今の女の魅力は、キャラクターとボディということになる。顔は並であればいいんじゃないですか。そう考えるとマーケティングも変わってくるでしょうけど、今は美人という概念が社会からなくなったといえる。あれはなんだったのだろうか。

 でつ、顔の話なのだが、昨日はパスポートの申請で証明写真が必要だった。これまで顔写真は自分で撮影してきたが、今回は面倒なので京都駅前のキタムラカメラで撮ってもらった。最近写真も厳しいのでという話だった。

 でっ、「えっ!、眼鏡はとったほうがいいの?」。顔の輪郭がわからなくなるのでとった方がよいだってさ。もし写真が不合格なら、撮り直しますから。えっえっ!!、そんなケースがあるの?。

 でっ、駅ビルの旅券事務所に書類を提出し(事前にWEBから書式をダウンロードして書いておいてよかったぜ)、確かに事務員が奥へひっこんで写真の状態などを確認していそうだ。戻ってきたら写真の顔の部分がパスポートでは白くなるけど良いですね!!、と念をおされた。えっ!!!、それ、私がみてもちゃんと撮れているけど・・・!??。消えるボールペンで書いてないよねなどなどと質問され、なんか旅券申請が最近大変厳しいようだ。

 雨も降っていたし旅行シーズンでもないから、旅券事務所はすいていたのが幸いだった。

 

クロッキー帳NO42.

コメント
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