Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

EOSな日207. ギマランイス歴史地区

2019年08月10日 | field work


 ポルトガル建築という洋式があるんだろうけど、勉強してこなかったからよくわからない。わからないままに撮影してもね。というのも日本では、この建築の専門書が皆無に等しかった。スペイン建築のついでとかで研究者の関心もあまりないのだろう。

 そんな建築様式は別にして、空間の作り方は実際に見ればよくわかる。細い街路を進むと、鍵型に曲がって広場にでる。その広場を囲むように建築が横たわっているが、1階部分がピロティとなっていて隣の広場と柔らかくつながっている。その二つ目の広場の端部に教会があるなどという空間構造は面白いし、また1階部分に回廊が設えられているあたりはイタリア建築あたりの流れか。

 でっ、駆け足で走る去るように撮影しまくりギマランイスの駅に向かった。この後は肝心のポルト歴史地区に行かなければならないからだ。まったく疲れるハードな行程だ。

 さて話題は違うのだけど、この最後の青空の教会の画像が難儀なのだ。

 どうも画像の透明感がないなと思っていたら、EOS1Dsの撮影素子に機械の油か、或いはカビが生えている。本来は自動的にセンサークリーニングをしているのだが、それでもとれない。だからそんな盛大な汚れの跡が画像に、特に青い空などに映り込んでくる。この画像だけでなく、ポルトガルで撮影した全ての画像が、こんな調子だ。もちろん画像によっては全く目立たない場合も多いが、目立つとPhotoshopで修正している。まあ修正できるので、ええかと思うのだけど。

 3月にフィリピンに持ち出したときは、そんなこともなかったし、でかけるまえに確認しないのも悪いのだが、まさか家に置いといて汚れないしはカビねぇーー。海外に持ち出すときは事前にサービスセンターで掃除をしてもらうのがよいが、そんなしゃらくせぇーことは面倒だといって持ち出すのがEOS1的使い方だ

 そんなわけで、後日猛暑の中を大阪のサービスセンターまでEOS1Dsを清掃にもってゆくという難儀な仕事ができた。

 

EOS1Ds mark3,EF28-300mm/F3.5-5.6

トップ)ISO400,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/10,1/250

2)ISO400,焦点距離50mm,露出補正-0.67,f/11,1/320

3)ISO400,焦点距離50mm,露出補正-0.33,f9,1/200

4)ISO400,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/8,1/160

5)ISO400,焦点距離40mm,露出補正-0.67,f/16,1/400

6)ISO400,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/16,1/500

7)ISO400,焦点距離35mm,露出補正-0.67,f/13,1/400

8)ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f/14,1/400


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする