冬も終わろうとしているが春ではない。そんなちぐはぐな時間である。節目の前って、そんなちぐはぐな時が多い。いつも何をしていたんだろうと思いだそうとするが思いだせない。すでにそんな節目とは、無縁な歳になってしまった。
さて無縁なら、スケッチに遠出だ。北海道の平原、空と台地と遠くに民家がポツンと・・・、平原も中途半端な風景が続く。真冬のような描くぞという意欲が立ち上がらない。
寒いときは炬燵で、布団で、延々と寝ていたいと誰しも思う。だが困った事に人間は1日8時間以上は寝られないのだ。だから布団の中で悶々とすごすしかない。そうすると1日は、なんとか終わるのだが、それもなあと思い、結局外へ飛び出す事になる。
こういうときは、次の新しいクリエイションのネタが見つかるもんだが、アチキの才能では期待薄だ。
さて描きかけのスケッチの着彩をして、コロンビア珈琲だね。
今日は不思議と誰にも会わない。
そんな捨て置かれたような冬の一日が、たまにはあるんだ。
ちぐはぐな時間は、安息日なのかなぁー・・・。
あら忘れていた、春分の日はどうしたんだぁーー。夜と昼の時間のほぼ同じだから、暦もメリハリがない。
それでも、つららが融ける水滴の音を聞きながら、春はヒタヒタと近づいてくると思いたい。