滞在も長引くと手もち円を両替したり、スーパーへ出かけて食材調達の必要がある。
Googleで検索するとブラカンに両替所は検索できないが、実は街内にいくつも両替所があるあたりは、国民の1割が海外へ出稼ぎに出かけてゆくこの国の事情を反映している。両替所は小さな店舗であり、窓に鉄格子があるあたりは金融を扱う店の設えとして共通している。
でっペソに現金化できると、稼いだから使えと言わんばかりに、隣はピュアゴールドというスーパーがあるのが皮肉だ。
スーパーの入り口にフロントがあり手荷物は預けるのが決まり。さながらアメリカンスーパーだから屋根まで届かんばかりの棚に商品が山積みされており梯子もある。二つのカートを引きずり回し、沢山の商品をまとめ買いする習慣もアメリカ的だ。3番目の画像に写っている全ての商品が私達の荷物だ。日本円で15,000円ぐらいだろう。
大量の商品だから、従業員が段ボールに梱包してくれる。このあたりのサービスは大変助かる。
さて大きな荷物を抱え出口に向かうとまたガードマンだ。万引きがないかを領収書と合わせてチェックしている。段ボールにはレジの従業員が書いた数量が記載されている。あとは下僕の弟がトライシクルに乗せて家まで運べばよい。
書き忘れたが全ての大きな店の入り口には、銃を携帯したガードマンが必ずいる。爆弾などの金属類を持ち込まないかなどのチェックを全てのビジターに対して行っている。フィリピンは一部のエリアでゲリラがいるからだろう。このあたりの事情はウクライナと似ている。
ビシッしたユニフォームは格好が良いのだけど、そのポコンと出たお腹はなんだ!。フィリピン人がしないことに2つある。1つは煙草を吸わない事、2つは男も女もダイエットをしない事。そのためポコンとお腹が出ている。ダイエットなどせず、肉ばかり食べているからだろう。
私は、こういうのを他山の石として腹八分を実践している。
さてNIKKAと下僕はトライシクルで先に家へ帰らせ、私はセブンイレブンで煙草を調達し、カフェでアイスティーとパスタのお昼にしよう。
湿度が高いためか、フィリピンのパスタはベトッとしていて旨いとは言えない。だからジョリビーのチキンとライスが庶民の定番メニューになる。テイクアウトならば、私は調達したふりかけがご飯に重宝している。次回は、丸美屋すきやきふりかけ持参が必須だ。
買物をして遅いお昼を食べると、既に午後4時。まあ暑さが和らぐ頃だ。今日は曇天で蒸し暑い1日だった。
フィリピンブラカン州ブラカン、iPhone13pro