Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork853. パフォーマンス「海」、撮影顛末記 HD 1080p

2023年11月18日 | field work

 2023年9月2日に、京都裏寺町通の高野堂妙心寺というお寺でパフォーマンスが行われた。私は、パフォーマーの一人からビデオ撮影をしてあげると約束していた。
 撮影は、現場の成行だから2台の機材(Aカメラ、Bカメラ)で催事の全てを撮影した。難儀なのはYouTube用の映像編集である。1時間に及ぶパフォーマンスをそのままアップさせるのも意味がない。そこで住職さんの法話も含めて短い映像にまとめることにした。
 さてどうやろうか?。
 全体の流れを捕まえるべく三脚に据えて撮影した映像を並べてみた。これをカットして編集しよう。だがよくみるとつながらない。そうだ、途中で機材は発熱で停止していた。幸いBカメラで山場は撮影していた。面倒だったけど2台持ちでよかったぜ!
 そんなわけで二つのカメラで撮影した映像を編集し17分の映像にまとめた。それは時間の長い映像編集の練習でもあった。
 痛感するのは今販売されているデジタル機材の全ては、冷却ファンがついていないとする理由から映像には不向きといってよい。
 α6600の場合、夏の室内で15分、炎天下の屋外で10分の連続撮影で確実に熱停止する。やはり映像用の機材が必要だということを痛感させられた。もちろん冷却ファンがついていても連続撮影には限度があるのがデジタル機材の悩みだ。
 そんな編集を終えて書き出そうとすると、こんどは4K出力が出来ない。だからこれまでの編集画像があるiMoveをNASに移動していたら途中でエラーがでた。もう一度同じ作業を数時間かけてやる意欲はない。そんな事を悩みながらおこなっているうちにiMoveのデータそのものが消えてしまい。新しいiMoveに上書きされてしまった。多分ブログ20回分以上、500GBの元映像が消えたことになる。
 もちろん出力した編集済みの映像はNASに保存してあるが、元の撮影映像が消えると再編集が出来ない。復元ソフトもあるが、ここは心静かに、よい!、再編集などしないと決めた。従って映像で使われなかった画像は、永遠に消えたわけである。データも増えるので、それでよい!、とかたく心に決めた。そんな大胆な思いっきりが映像撮影と編集には必要なのだろう。
 もう一つ知見があった。SONYにはZEISS用のレンズがある。動画撮影の場合は、他のレンズとの色が違いすぎるので映像では他のレンズとの編集場面では使わないことだ。
 映像では、静止画とは何もかも考え方が違うことを痛感している。

Fieldwork853 パフォーマンス、海 HD 1080p
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6、α6000,ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4.0.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする