ベーヤンからメールが来ていた。
ベーヤン「ロケが終わったので夕方飲みにゆこうよ!」
オーセントホテルのラウンジへ出かけた。
・・・
べーヤン「もうモデルさんのご機嫌を取りながらのロケだから超大変だった。」
「モデルさんって美貌に自身があるから、付き合うのも大変だよね!。」
べーヤン「そう、女って綺麗だと自信をもって、あれこれと言い出すから、もう若いスタッフに任せてずらかってきた。」
「女ってお姫様気分でいたいんだ。」
べーヤン「そうだよ。女って美貌に自信をもつと男世界を仕切りたがる。それに男達も従うという構図がばからしくなってくるのよ。綺麗だからと言ってあっちが心地よいという保証はないのよ。」
「綺麗とあっちは相関しない?。」
べーヤン「負の相関と言っても良い。綺麗だから、散々手を尽くして口説いて抱いてみた。結果はなんだ、マグロかよ!、というのが大方だな。女は抱いてみないとわからない。俺の経験ね!。」
「男と女は、抱いてからつきあいが始まるというわけだ。」
べーヤン「そうだよ。特にモデルなんか男は沢山近寄ってくるけど、大体はマグロだね。入れたらスカスカ。モデルいわく天は二物を与えずなんだから、いいじゃん。美貌だけでも・・・。だってガタガタいわれちゃ、もうケツ蹴っ飛ばして帰れ!、だよ。」
「まあ育ち方だな。小さい頃から身体を動かす環境にいて筋肉が全体について均整的なホディになってくる場合と、人工環境でダイエットに励んで不自然な筋肉になるかの違いかなぁ!?。モデルは後者だよね。そんなの口説いても時間の無駄だよね。」
べーヤン「だから女は、抱いてみないと解らないということになる。」
「抱こうとすれば、いろいろとしがらみが面倒くさい。だからご褒美は抱いてからだよなぁー。」
べーヤン「だよね。抱いてから気心が分かって愛するに値する女と、そうでない女とに二分されるかなぁー。だから女は抱かなきゃわからないという結論になるか。」
・・・
そんな話をしながら、まったりとした小樽の夜である。