Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE263. デジタルライカ

2012年02月16日 | field work
 あら、雲の隙間から西穂山荘が見えるではないか。展望台から雪道を歩くと2時間位だろう。行程的にも今回は無理であるが、今年の冬ぐらいには行きたいと思いながらの眺望である。左側の雲で隠れたあたりに特異な形状の独標があるのだろう。息を切らしながら西穂山荘からアイゼンを付けてやってくる登山者がいる。雪道は体力が必要だよな。
 ここでもフィルムサイズで90mm相当に該当する45mmのマクロエルマリートで撮影していて、不足がなかったことは前にも書いた。北アルプスで不足がなければ、日本中で使えるわけだ。撮影のシステムには、24mm位の広角レンズと、40~50mm標準レンズ、それら90mmの望遠レンズ、欲を言えば135mm位があれば十分となると、そのシステムはライカシステムそのものだ。
 となるとデジタルライカの撮影機材が、システムに全く無駄がなく秀逸だ。あれならば、納得ずくめで買いたいと思わせる。光学式ファィンダーで、シビアなデジタルの画像のピントが合うのだろうか、という懸念もあるが、デジタル一眼レフも光学式が多いのだから、問題ないのだろう。ミラーレス一眼レフで、デジタル画像をダイレクトに見ながらピントを合わせていると、そんな気分になるから笑える話である。
 それにしても撮影素子に、倒産したコダック製CCDを使用しているのだけど、どうなるのか。会社更生法でコダックも再生するので、継続して欲しいところ。日本のデジタルカメラでは全部の機材が使用している、ローパスフィルターを使わないCCDであり、デジタルはフィルムが撮影素子に変わっただけという確固たるポリシーを持ち、それ以外は何も変える必要がないいう哲学でプロダクトをデザインしているところに品位がみられる。やはり機材徘徊の最後はライカにたどり着くのかもしれない。
 そういえば、このレンズもOEMではあるが、一応ライカブランドだった。

新穂高ロープウェイ展望台,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f11.1/2000,i-Finish
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PEN LIFE262. JR高山線

2012年02月15日 | field work
 新穂高へは、交通のアクセスが良いとはいえない。JR高山線の特急か高速バスがそれぞれ1時間に1本あるだけだ。だから多くのビジターは、車でやってくる。
 帰りに特急は夕方遅く迄満席、高速バスも2時間後でないと席がとれないという交通の便の悪さを露呈する状況に遭遇した。残るは各駅停車しかない。これで岐阜まで約3時間半の道のりであった。それでも夕方まで待つよりは早く帰れた。個人的には、各駅停車に乗ることは苦ではないが、JR高山線という路線が、私には印象が悪い。
 涸沢・上高地に行くときに乗るJR中央西線は、振り子式電車特急で、昔は4時間かかっていたところを2時間で行く上に、沿線の木曾街道の景色(奈良井という伝統的建造物群保存地区を通る)を楽しむことが出来る。
 おなじ北アルプスに向かう高山線は、非電化区間であり、振り子式気動車特急が走っているが、高速運転しますと車内アナウンスされても、たかだか一般道の自動車と変わらないかそれ以下である。それに山が迫りすぎて集落が少なく、景色がよくないというのも、私が好きになれない理由である。
 これらを数値で比較すれば、名古屋-松本が188.7kmで2時間、平均時速94.4kmであるのに対し、名古屋-高山166.7kmで2時間20分、平均時速71.5kmであるが山間部は当然70km以下と特急と名乗るほどのものではない。 因みに運賃は同一である。
 その要因は、線路が曲がりくねり、単線であり、電化されてないことだが、もう一つ線路の規格が中央西線に比べてグレードが低いのではないかと思われる。各駅停車でも山間部は、ゆっくりとしか走れない程度のグレードだと推測する。つまり完璧なローカル線だ。だから本来特急が走るような路線ではない。無理筋特急なのだろう。
 それに京都からは、新幹線で名古屋までゆくか(ただし名古屋-岐阜間は経路がダブるので運賃が高くなる)、途中の岐阜まで快速電車を乗り継いでゆくという乗り継ぎの悪さもある。
 非電化、単線、線路はカーブだらけ、そこへ無理筋特急、沿線の景色はつまらない、さらに乗り継ぎが悪いとくれば、私の印象が良かろうはずはない。

JR高山線各駅停車,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL9-18mm,F4-5.6
ISO640,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f41.1/60,i-Finish
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PEN LIFE261. 日常の撮影システム

2012年02月14日 | field work
 北アルプスの稜線が見えたら、撮影するためにどのレンズを持ってゆこうかと考えた。結果は、14-150mmのレンズをリュックの隅に入れてたのだが、いつも使用しているマクロ・エルマリートですんでしまった。これで槍ヶ岳の特徴ある鋭角三角形の山稜が見て取れる。あとは広角ズームをつけたE-PL1が便利だった。つまり意外にも日常の撮影システムで済んでしまった。
 それにしても重たく大きい超望遠レンズというのは、なんのためにあるのだろうと思われた。被写体を引き寄せて撮影する、ただそれだけの目的だったとしたら、利用価値は少ない。槍ヶ岳をアップで撮影して何が面白いのだろうか。超望遠レンズは、せいぜい近寄れない野鳥などの生態観察とか、スポーツをアップでと撮影するなどの目的以外では、あまりやくに立ちそうもないという私の結論になる。
 もっといえば、撮影機材そのものが不用という味方もある。新穂高ロープウェイの展望台で記念撮影をしていた写真屋のオッサン達のEOSは、撮影するとすぐに階下で出力され、展望帰りの観光客に記念写真を売っていた。よく見ると撮影機材-無線LAN-受信端子-ケーブル-プリンターとつながっているようであった。瞬時にできあがった写真は大変綺麗ではないか。今時あれで良いのではないかと思った。 それで不満ならばiPhoneで 。となると旅に撮影機材は、いらない、その分荷物が軽くできて好都合なわけだ。
 もはや撮影機材は、プロユースしか成立しないのだという時代に入ったのかも知れない。そういえば、3600万画素のニコンD800が好評のようだが、あれって何に使うのだろうか?。せめて1460万画素のコダックDCS14nが登場した2003年頃にニコンD800なら、さすがニコンと思っただろうし、私も食指が動いたのだが、10年近く後に登場しても、ユーザーの感性はもっと先へ進化してまっているよ。
 技術を出し惜しみすると、すぐに陳腐化するということかもしれない。そういえばあのコダック、先日倒産したのだけど・・・。

新穂高ロープウェイ展望台,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f11.1.1/2000,i-Finish
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PEN LIFE259. 冬の晴天日

2012年02月12日 | field work
 燕岳の山小屋の主に言わせれば、冬の北アルプスは三日に一日だけ晴れる。私は、それが頭にあった。ひょっとすると土曜日は晴れるかも知れないという予想があり、早い新幹線で名古屋に向かい新穂高を目指した。名古屋からは、高速バスが2時間半で高山へ行くので、これを使ったのだが・・・・。
 途中の事故で渋滞、さらに東海北陸道は途中から4車線が2車線になるので、この随分手前から大渋滞にぶつかった。あいにく土曜日は建国記念日であり、連休というわけだ。最後のスキーを楽しもうとする連中達の車で道路は混んでいた。
 結局高山には、ダブルの渋滞で1時間40分遅れでバスは着いた。実は、もう10分早く高山に着けば、最終の新穂高ローブウェーに間に合うバスに乗れ、標高2100mから冬の北アルプスの全貌を堪能できたのだが、大変残念。もちろん西穂山荘を目指す場合でも、完全にアウトである。この10分が今日の行程の分かれ道であった。
 というのも、次第に乗ったバスが新穂高に近づくと、素晴らしく晴れている、それも麓から北アルプスの稜線まで全貌が見えている晴天日だったからだ。やはり今日は三日に一日の晴天日だったのだ。私の予想は的中したが、連休で道路が混むということを全く忘れていた。ああっ、素晴らしい晴天なのに大変残念!!!。
 結局山行の人達が泊まる山奥の瀟洒な宿にしけこみ、川沿いの露天風呂につかって冬の晴天日の風景を堪能した。それはそれで大変すばらしかった。

深山荘,2012年2月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f10.1.1/250,i-Finish
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PEN LIFE258. 忘れちゃいました

2012年02月11日 | Shinkansen commuting
 なんか日本列島に豪雪地帯があるらしいですよ。なんでも政府が101億円の支援をするそうです。毎年やってくる豪雪で支援ですか。それで増税、よくわからん政府見解です。もういるのかいないのかよくわからないです。それは革命前の未政府状態なのでしようか。
 ということはさておき、今日も寒い以外のたいした話題のない一日です。かくこともないですね。さっきまでは、書こうとすることを覚えていたのですが、忘れちゃいました。

米原-岐阜羽島,2012年2月8日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f7.1.1/640,i-Finish
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PEN LIFE257. テーマ散乱

2012年02月10日 | Shinkansen commuting
 あの森の向こうに琵琶湖があり、一番遠くに見えるのは琵琶湖西岸の比良山系だ。新幹線も米原-岐阜羽島間は雪が残っているが、京都市内は全く雪が積もらなかった。底冷えがする寒いだけの冬である。立春も過ぎたのだから、少し暖かくなって欲しいところだ。
 今日は、税務者の申告書類の作業が予想外に早く終わった。と書いたら、あと一つ書類を作らなきゃならないことを思い出した。やれやれである。考えてみれば、先週末は休み無しであった。寒いこの時期は、忙しいのである。来週末からは毎週のように入試が始まる。入試があれば判定会議が後に続くという、五月雨型のスケジュール。そうこうしているうちに4月になり授業が始まり、毎週同じペースが続くという、毎年お決まりのスケジュールである。
 あんまり先を書くと人生がつまらなくなる。そういえば、このところ2週間ほどクロッキー教室を休んでいる。つまりデッサンをしていない。どうりで、クリエイティビティに欠けるわけだ。撮影とデッサンとでは、頭の働かし方、或いは頭の動き方が違うんですね。
 今日はテーマ散乱といった状態だ。

京都-米原,2012年2月9日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f8,.1/800,i-Finish
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PEN LIFE256. 冬の週末

2012年02月09日 | Shinkansen commuting
 スライド1万枚。さてデジタル化して保存する方法を探した。だが、フイルムスキャナーは時間がかかりすぎるし、デジタル一眼レフの複写か簡易なコピーを使うか、業者に1枚50円でまかせるかだが、いずれも帯に短したすきに流しである。もうしばらく時間をかけよう。
 今日は、卒業制作の発表会だった。発表後、卒業制作のゼミ生達と生ビールと食べ放題の宴だった。何しろ徹夜続きの作業で、自炊中は刺身と生野菜をたべていなかったから、もうお腹を空かした猫が魚にありつくように、あらいざらいたいらげていった。壮観な光景だった。
 特に祝宴というほどではないが、やはり同じ釜の飯を食べたら、俺たちは卒業後も仲間だぜ、という台詞で終わった。男四人というのは、どこかすがずかしく、そして晴れがましい。なかなか面白い仲間達だ。やはりゼミ生はやる気のある男子学生が4人いると活気があってよいなと思う。
 一つ終わると、次は確定申告の時期であり、1年分の領収書などを整理なければならない。これがまた面倒な仕事で、あまりやりたくないのだが、早く片付けて精神的に楽になりたい。今週末の大仕事だ。
 なにかとあわただしい冬の週末である。

米原-岐阜羽島,2012年2月5日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f9,.1/1000,i-Finish
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番外編89. ど!、ど!!、どうすりゃいいの!!!

2012年02月08日 | Nagoya city
 ここ1週間ほど、リバーサルフィルムのスライドを整理していた、自宅のストックと合わせて約2万5千枚を、1万枚程度に削減した。当然すべてのラベルも作り直しである。
 削減後の書架はごらんの通りである。それでも4段フルに埋まっている。 このデジタル時代にフィルムをこれだけストックする不経済を感じながら、ど!、ど!!、どうすりゃいいの!!!、と叫びたくなる。未練さえなければ、全部捨てて、はい!、お終いで済むのだが。
 デジタル一眼レフのスライドコピア(今時そんなのあるか!?)を使って複写すれば、1テラバイトのHD一つぐらいで納まる。つまりボックスファイル1本分のスペースに全部収納できるのだから、デジタル情報機器の蓄積量はすごい。
 それにしてもFUJIのボックスファイルは長いこと規格が変わらなかったのは幸いであるが、1ボックス2,000円は暴利だよ。
 さてこれ何に使うの?、さしあたり講義や講演かな、或いはブログで1日1枚アップさせると27年かかる。それだけの価値があるかというと、実はあまりないといってよい。なんでこんなにたまったか。街や建築に興味があった、写真を撮るのが面白かった程度である。
 スライドだから見るのが不便だ。そこへゆくと普通は、プリントをして装丁のしっかりしたアルバムに貼るのは、大変意味がある。多くのネガの中からベストショットを選び、プリントしてタイトルをつけてアルバムに張り込む作業には、選択と編集という情報化社会の基本的な作業が含まれている。こうした選択と編集のプロセスを経てつくられたアルバムは、容易に何度でも手軽に見ることができ、そして一生ものである。
 そんな光景を思い浮かべると、私は選択を間違えたかなと、ときどき思うことがある。このスライドがデジタル化して元の画質が維持できるデータになるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。それまでは4段分のスペースを陣取っているのだろう。
 ところで昨日発表されたばかりの3600万画素のニコンD800ネェー、はてどうしたものか、高いよなぁー。なんか片側のデザインが崩れているけど、なりふり構わずだろうか。ようやくデジタル機材もフィルムの解像度に追いついてきた。

iPhone4S
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PEN LIFE255. スライドマウント

2012年02月07日 | Shinkansen commuting
 最近は、車窓の風景ぐらいしか撮影していないので、相変わらず雪景色が続いている。
 実は学生達の卒業制作の指導をしながら、空いた時間で講義用のスライドのストックを整理している。2万枚以上あるリバーサルフイルムで撮影したスライドマウントを1枚ずつ見ながら、使い道のなさそうカットを削除して1万枚に減らそうと言うわけだ。これまで45Lのゴミ袋3袋分捨てた。それだけ削減しても200景入スライドボックスが56個位になり、ロッカーの4段分を占めている。
 デジタルの時代にスライドというのも利用価値が半減するが、 データ化すればハードディスク1台にはいるだろうが、 枚数が多すぎて全てデジタル化するのは到底無理である。いまでは撮影できない風景も多々あるので、残すほかないだろう。私たちの世代はフィルムからデジタルに移行したから、みんな同じ悩みを抱えているのだろう。或いはデジタル一眼レフで複写する方法もある。誰か1枚1円でやって欲しいぐらいだ。
 先日講義でスライドを使っていたら、講義の終わりに学生がやってきて、デジタルしか知らないのですけど、それどんな仕組みなんですか?、と質問にやってきた。おおっ!、ついにそういう時代になったか!!。
 整理しながら、少しだけデータ化してブログにアップさせようかと、考えたりして。量はあるぞー!!。ただし写真としての価値は低い(笑)。

米原-岐阜羽島,2012年2月2日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f5,.1/320,i-Finish
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PEN LIFE254. 携帯思考のドグマ

2012年02月06日 | Shinkansen commuting
 しばらく携帯電話の便利さに酔いしれているうちに、考え方が小さくぐるぐると同じところを回り、閉塞的になっている自分に気がついた。携帯思考のドグマといったらよいだろうか。
 つまり携帯メールは、思ったことを瞬時に打ち込めるが、反面どこか思考の要素が欠けている。包括的であるとか、体系的であるとか、筋道が通っているとか、そういった思考の要素である。もちろん文章だから、そうしたことは携帯メールでも可能なはずだが、小さな画面で文章の限られた箇所だけを書いていると、そうした思考が忘れ去られてゆく習慣になってゆくようだ。
 携帯メールは、ことの重要度は別にしても、極小化と現象化された断片情報ばかりになり、それはそれで情報発信という意味では、よいのかもしれないが、どこかニュース的である。
 例えば、恋人達が「好き!」とか「嫌い!」とかけば、意味は相手に通じるが、真意で好きなのか嫌いなのかがわからない。真意を伝えるためには、どうしてそうなるのかという理由付けが必要になり、次第に文章が長くなってゆく。そうなると次第に携帯から、パソコンの世界に移行する。もっといえば、直接あって話をするほうが簡単である。そこには、文字では伝えられない身体情報あるいは態度情報といったらよいか、そんな多くの情報を発信しているから、総合的な判断ができる。
 私たちは、そんな携帯メーメルの文字情報だけでで物事を判断しているのだから、少しそら恐ろしい世界である。文字情報というのは、真実も嘘も書ける。であればあまり判断材料にはならないときもある。だから文字以外の情報を求めて人間達は、リアルな世界を動き回るのだろう。

米原-岐阜羽島,2012年2月4日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f11,.1/160,i-Finish
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PEN LIFE253. 冬の痛感

2012年02月05日 | Kyoto city
 昨日も大学へ。新幹線が遅れるのをよいことに、こだま号で車窓撮影しながら、道中を楽しんでいる。雪や雨で汚れた窓ガラスだから、少し眠たい撮影画像はPhotoshopで調整している。
 肺炎を患って以来、すこぶる寒がりになった。去年まではどうしていたんだろうと思うぐらいに、防寒対策と食事に気をつけるようになった。
 防寒対策は、全身ヒートテックのタートルネックの長袖に、長い靴下と普通の靴下の2枚重ねだ。それに monbelの山用ダウンジャケットをひっかけている。その上にコートだ。学生などはヒートテック3枚重ねだといっていた。ああっ。そういう手もあるか。
 食事は、朝に必ず米食である。それにかす汁か豚汁は必須である。これで1日の始まりが暖かい。飲み物は珈琲が身体を冷やすので、もっぱら身体を温める紅茶である。昨年まではパンと珈琲だったので、私にとっては大変化である。
 よく日本人は、米を食べないと冬が過ごせない、という。そのとおりであり、米や味噌汁というのが身体を温めてくれるのである。だから和食は風土的な食材だと思う。日本の風土、特に冬の寒さを堪え忍ぶためには必要な食材なのだ。いままでよく、そんなことも考えずに寒さを堪え忍んできたのかと思う。冬の痛感というべきだろう。

米原-岐阜羽島,2012年2月4日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f7.1,.1/640,i-Finish
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PEN LIFE571. “I”モード

2012年02月05日 | Shinkansen commuting

 久しぶりのブログアップとなった。この間に京都は、旧正月の節分があった。この日は、日曜日、天気がよい、となれば大いなる人ごみは必須。とても撮影どころではない。撮影には関心外の世界です。
 さて、今日は卒業制作の提出日。今年はいつになく低調の限り。さてどうすんだろうか。まあ解決策はあるけど・・・しばらくほっておこうか。
 話題は変わり、ライカマクロエルマリートで撮影していた時に気がついたのだけど、シャッター速度1/1000以上、絞りF8以上で設定したら、変数であるISOAutoで撮影できるモードがないのは、不備だと思われた。特に車窓の撮影では、それぐらいの設定でないと写らないのですね。シャター速度優先だと絞りが解放となって画面が甘くなり、絞り優先だとシャッター速度が遅すぎて風景が流れ、どちらも撮影には向かないのですね。Pモードではどちらも果たせずですから。
 つまり簡単な設定なのだけど、フィルム時代と比較してISOという新しい変数フェーズが加わったのだから、そんなところを基軸にしたiモードという設定があってもよさそうなのだが、相変わらず機材は、P、A、S、Mモードしかないですね。つまり”I”モードですよ、私が欲しいのは。あれっ、PENには、あったっけ!?。iモードではないですよ。
 Macでは、やたらにiモードがばっこしているのですが。じつはこれ便利なのです。といって私が言うところの撮影機材の”I”モードとは、機能が違うんですけどね。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年2月5日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正−1/3,f9,1/1000.

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PEN LIFE252. パーソナル・コンセプト

2012年02月04日 | Shinkansen commuting
 先日の大寒波で、今日も新幹線の徐行が続いている。上りは25分遅れであった。当然往路の楽しみは、各駅停車の車窓撮影である。今日は天気も良く風景が綺麗であった。
 ところでFBを見ていたら、SoftBankとKDDIのiPhoneの携帯電話の接続状況は、どれぐらい違うかというテスト記事がリンクされていた。結果は当然後者が圧倒的にすぐれているのだが、私は、日本人はほんとにこうした枝葉末節そして企業奴隷志願みたいな話が好きだなと思った。多機能iPhoneが携帯電話だけ接続が良くたって、しょうもないやろと私は思うのだが。それだけ携帯電話という機能が重要視されない時代だ。
 テスト者いわく、重要な仕事で急ぐ用事のあるときは、つながりやすさが大切だという結論なのだが、エグゼクティブでもないラインの末端の普通のサラリーマンに、そんなに重要で急ぐ仕事があるのだろうか。
 そういうことは、新幹線に乗っていても痛切に感じる。毎日見かける数多くのサラリーマンのどれぐらいが、ホントに重要で急ぐ仕事をしているのだろうか。それは、おそらく1割にも満たないだろう。あとの9割は、仕事をしてもしなくても企業には影響がない程度のことしかまかされない人達だというのが手土産の紙袋から読み取れる。であれば、iPhoneで音楽やゲームなどで気分転換をしていた方が良いと思うが。
 つまり、iPhoneはパーソナル・コンセプト。会社のためではなくて、個人で企業並みの仕事をすることを支えるためにある。従って雇われ企業の重要な急ぐ仕事など、もともとiPhoneが関知することではない。携帯電話であれパソコンであれ、本来は個人の仕事の味方のはずである。それを企業で使える仕様にして、汎用性を志向するのがWindowsでありDocomoだ。

米原-岐阜羽島,2012年2月3日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正±0,f8,1/800,i-Finish
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PEN LIFE251. 節分

2012年02月03日 | Shinkansen commuting
 昨日は、名古屋も降雪があり予報通りの展開となった。ただし京都はついに降雪なしであった。新幹線も徐行であるのに加え、米原駅の信号機故障で1時間遅れで京都から名古屋に着いた。徐行しているので普段見られない景色が見られるのは、面白い。それも雪景色の街だ。結局2時間の道のりを撮影しながら時間をつぶしていた。
 こうした車窓越しの撮影では、窓ガラスが少し曇っているので、レンズの解像度そのものとはいかないが、街の空気ぐらいは感じられるだろう。撮影画像をPhotoshopで加工してある。そうしないと窓の曇りで眠たい画像になってしまう。
 さて、今日は節分。旧暦ならば新年に該当する。寒さも節分までというのが暦である。京都も節分行事が多いが、今年は大学の仕事に忙殺されて出かける時間がない。そうんなるとますます雪の画像ばかりとなる。
 節分の翌4日は、冬至と春分の中間に位置する立春である。立春から2月19日頃の雨水までは、冬が終わり次第に春になってくる季節というのが旧暦の意味である。この二日ほどの寒波もこれが冬の最後だろうか。

米原-岐阜羽島,2012年2月2日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1/3,f6.3,1/500,i-Finish
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番外編88. 寒波の中の深夜放送かぁー!

2012年02月02日 | Nagoya city
 今日は、寒さを通り越して、時折雨がぱらつくが、どこかで雪が降っていると思わせる水の冷たさを感じた1日であった。最高気温も2°程度だったろう。画像は、帰りの名古屋の駅の雪景色である。これならば、明日は多分雪が積もりそうだ。
 こういうときに、デジタル機材というのは、一々リュックから出さなければならず、雪が降る中では面倒なことこの上ない。だから、ポケットにいつも入っているiPhoneで撮影した。ポケットに入れることが出来て、いつでもすぐに取り出せる、というのがシャッターチャンスを捕まえるのには必須である。そうなるとこの世の中の全てのデジタル一眼レフ機材は、失格ということになる。さもなくば、いつも首からぶら下げておくほかない。これでは、首が疲れ、肩がこりそうだ。
 こうなるとデジタルペンは、E-PM1にパンケーキレンズという組み合わせしか、選択肢がなさそうである。もう少しパンケーキレンズが今の解像度で薄ければと思う。さて、生涯最後の一眼レフを調達するかな。
 もう深夜零時だ。深夜!、寒波の中の深夜放送かぁー・・・なつかしい響き、デスクにラジオがあったことを思い出した。スイッチを入れる。

iPhone4S
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