Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE992. 気が重い夏の初め

2014年07月12日 | field work
 京都市内に鉾が建ち始めた。三日ぐらい後には、宵山が始まる。今年は祗園祭が前祭、後祭と二回行われるが、実はどちらも平日であり、しかも山鉾の巡行時に私は肝試しの高速教習だ。だから胃が痛くなりそうでお祭りどころではない。それが終わったら淡々と路上教習が続くので、ボチボチ学科の勉強を始めまようか。 その頃って暑い盛りなんだな。
 もう梅雨は終わりかいと思うほど雨がなく、しっかり夏の気候。大学の授業は8月始めまであるので、まだ夏休みとは行かない。ついこの間まで初夏だったのに、時間の経つのは早いこと。
 さて明日は東京へ出かけなければ。東京でなければ片づかない用事が三つ以上あると出かけることにしている。休む時間のない多忙な週末だ。来週も少しばかりうんざりする仕事がいくつかあって気が重い夏の初めだ。
 
尾道市
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f3.5,1/320
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PEN LIFE991. 台風の名残

2014年07月11日 | Shinkansen commuting
 予想通り台風騒ぎも早々と幕となり、空を見上げると少しばかり台風の名残があるようにも思われた。空ばかりではなく、暑さも持って来てくれた。だから 今日は大変暑い1日であった。
 もう、痛い陽射しをあびつつ、ハアハアとあえぎながら、夜の授業も終わったところである。明日も授業云々とメールがくる。最近iWebが重たく動作が緩慢だ。もうじきこのブログも8年目となる。そりゃ重たいわけだ。
 書く話題もなく、いやこじつければ書けるのだが、暑さでまいることしきり。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-P5,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f2.8,1/8000
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PEN LIFE990. 名古屋走り

2014年07月10日 | field work
 シニア世代のトロトロとやっている免許取りも路上教習7回目ぐらいだろうか。40Kmの速度には眼が慣れたか。
 いつものように左折なので左に車を寄せてバイクをブロックしながら一時停止ラインで止まっていたら、後ろからなんと私の車の右側をすり抜け私の眼前に停止したバイクがあった。運転は若い女性なのだけど。
 そう思っていたら、今度は軽自動車が右側から追い越し、私の車の前に入り込んできた。ああっ、これらが悪評高い名古屋走りの一つか。
 それはマナーが悪いと言うよりも、交通違反ですよ。まず教習所の車の前に割り込むこと。それにバイクも軽自動車も一時停止ラインをはるかにオーバーし横断歩道の直前で停止しているのは明らかに交通違反。彼らは、ダブルの交通違反をやらかして見込み発進していった。これじゃ事故が減るわけがない。
 なにしろドン亀の名古屋人が、車に乗ると普段のストレスを発散するかのように、オオカミに変身するからね。まあそんな名古屋で車の運転を覚えれば、全国どこでも走れるだろうね。
 もしも私が車を買ったら、私の車は「京都ナンバー」になるわけだ。その京都ナンバーで、名古屋走りを横目に至極普通に走りたいですね。
 さて今日は、台風が来ている。名古屋も京都も今は台風の北西に位置するので、雨もやみ青空が垣間見えた。勢力も衰えたのでようやく台風は過ぎ去ったと考えてよさそうだ。さて明日も教習所へお勉強に行こう。

松山市道後温泉
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG12mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f3.5,1/250
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PEN LIFE989. 自動車都市

2014年07月09日 | Shinkansen commuting
 愛知県は、交通事故死亡者数全国1位という不名誉な記録があり、来年もそうでしょうという教習所の話だ。それだけに教習も結構教育水準が高いようだ。だから検定試験も結構難しい。
 さて、シニアの免許取りも路上教習4回目となった。名古屋での走り方をたっぷり仕込まれた。まず素早い発進、制限速度をキープするに始まり、交差点では信号が黄色に変わってもずんずん直進して右折車をかわしつつ進み、さらには、路線バスも大いに中央線をはみ出して良いのですみやかに追い抜く技術を勉強させられた。いささかヒヤヒヤものだった
 というのも、もたもた走っていると追突される危険があるからだ。だから車間距離はたっぷりとること、と相成る。そして左折するときは左側へできるだけより、バイクの進入をブロックするという技術も習得済み。実際にバイクが車の後ろにおり、このテクニックは巻き込み防止には効果があるんだと再認識。
 でっ指導員は、「私達は制限速度で走っていますが名古屋人はせっかちですからそれ以上の速度で走っています」と言うわけさ。そういう環境のなかの教習では、安全に運転する技術を教えているわけだ。
 昔プロデュース企業から大学に赴任した頃は、私の感覚として素早くやる習慣が身についていたので、みゃーみゃー言葉の名古屋市のやることは亀のようにトロくてかなわんなぁーと思っていた。この連中は、どうしてこんなにトロイのだろうと不思議に思ったことがある。
 そのみゃーみゃー言葉の名古屋人が、車を運転すると亀から豹に変身するわけだ。名古屋人はせっかちでから、飛ばしますという話を聞いたときには、ようやく名古屋人の気質が少しだけわかりかけてきた。だから追突が一番怖いとなる。すみやかに加速して制限速度一杯で走り、トロトロしなさんなというわけだ。
 名古屋で鍛えられれば、日本全国どこでも走れるよなぁーと思った。そうここは日本で唯一の自動車都市なのである。それこそが名古屋のアイデンティティなのだと私は理解した。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-P5,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO250,露出補正-0.3,f2.8,1/8000
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PEN LIFE988. 福井の思い出

2014年07月08日 | field work
 福井市の料亭街を歩いていたら、珍奇なダブルスキン風の建築、ありゃ隈研吾デザインだな。街に古い建築がないので無理して木材にすることもないのだろうが、当然街のコンテクストとは無縁な建築である。まあ仮設なんだろうね。
 ビジターは、そんな建築の出来映えで来客するわけではないので、それはどうでもよいのだが、果たして東京の店みたいな料亭のカジュアルレストランでお客が来るのですかねぇ。そこが肝心なところです。私には、大方は川の見える座敷のある旧館に行くように思われるのだが。
 などと思いながら、料亭街を徘徊していた。料亭街といってもマンションに化けたりと、風情はない。
 さて夕方は学会の懇親会へでかけ、ありゃ料理が少ないぞと思いながら、めぼしい料理をかき込んでずらかり、タクシーの運転手さんに案内してもらい片町の居酒屋へ出かけた。ピザのような鳥の薄焼き、あれなんだろう、美味だった。三次会はケーキ屋というのが、私達の年代たる所以である。
 それにしても居酒屋の名前を全く覚えていない。WEBでトップに登場する店ではなかったが、地元の繁盛店だ。居酒屋だけが、福井の思い出である。覚えていないけどね。あっ、領収書もらった。今度もし福井に来る機会があったらまた立ち寄ろう。我々は、料亭派ではなく居酒屋派だな。

福井市旧本町
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO320,露出補正-0.3,f8,1/80
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PEN LIFE987. 旅の仕方

2014年07月07日 | Kyoto city
 川沿いの料亭街を歩いていたら、旧本町と書かれた江戸時代の絵図をパネル化した案内板にゆきあたった。もう撮影の被写体がないと過去の姿を想像するほかなさそうだ。
 それにしても江戸時代、この街は結構よい景観だったことが想像され、人出も多く大いに賑わっていたのだろう。それは福井に限った話ではなく、およそ江戸時代というのは、建築様式も現代に比べれば比較的統一され、いずこも美しい街の景観であっただろうということを、当時の名所絵図などから推測できる。
 こういうときは地元の図書館を訪ねるとよい。そこには、往事の写真や福井市に関する古い資料が保存されているであろうから。今回は、図書館に足を運ぶ時間がなかった。いや気力負けであろうか。
 つまり図書館を訪ねて旅をするというのも、一つの旅の仕方である。古い文献の中に往事の街の姿をイメージするというわけだ。それは、過去のある時間へトリップして、大いにイメージを膨らませる旅である。今私達の目の前に見えている風景だけが、街のすべてではないということを示唆している知的な旅だ。
 だから雪が降り積もった時に図書館にこもり、古い絵図を探しながら、CGやスケッチで往事の街の風景を再現する時間に明け暮れるというのも旅である。そんなことをしてみたいと思わせてくれる街ではあるが。
 さて今日は、湿度が高く蒸し暑い1日だった。朝の大学の健康診断に始まり、一日自動車学校の第二段階の学科と路上教習で終わってしまった。第一段階で34時間も練習したためか、路上ではあまり恐怖感はないのだけど、目の前が真っ白でなんにも覚えていない。アッというまにおわり、変に疲れが残る1日だった。

福井市旧本町
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f8,1/60
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PEN LIFE986. お寺の街

2014年07月06日 | field work
 デザイン学会で福井市泊まりだった。戦災と地震にあっているので、古い街並みは皆無に等しい。それでいて何か面白い風景やこの街固有のたたずまいがあるかというと、これも全く皆無である。しかも都心は、土曜日だというのに店はシャッターを降ろし、あまり人が歩いていないゴーストタウンといってもよい。
 その原因は明白であり、この街の外周部に大型量販店が大挙して建ち並んでいるからだ。そこにはシネコンもクリニックもそして日常生活に必要な機能が全て揃っているので、人々は郊外の量販店にむらがっているのである。
 そんな人気のない都心で、夜居酒屋に繰り出すと、店の中には、ドッと人がいるではないか。なんか不思議な落差のある風景ではある。
 学会の時間の合間に、少しばかりこの街の繁華街や料亭街を歩いたが、およそ撮影の対象となる混沌とした繁華街の風景や怪しい路地といった被写体が、なんもない。つまりこの街には、撮影機材なんていらないのだろうと思うぐらいに実に被写体のない街である。
 この街の個性は、実はお寺にある。日本でも有数の街中にお寺の大変多い街である。実際街の中には、東本願寺があるではないか。お・て・ら・で・す・か・・・・。お寺の街福井市なのである。場違いの私は、用事が済んだら早々に引き上げようという気分の方が強かった。

福井市
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f8,1/800
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PEN LIFE985. 叙述的

2014年07月05日 | field work
 尾道水道の造船所に映画のセットがおかれていたなどという俗話はどうでもよく、街の中を歩くと道路の路側帯のレーンに沿って1本の青い線が延々と続いているのが目立つ。
 それをたどってゆくと向島への渡船の波止場にたどりつき、さらにここから青い線をたどってゆくと四国今治に達する。尾道は、しまなみ海道サイクリングコース70km程の起点でもある。海を渡ると言うよりも、転々と連なる島状の陸地を結んでいるといった方が正しい。
 さてそんな叙述的な話に没頭している時間はない。さて福井へ出張か・・・。

尾道市
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f6.3,1/800
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PEN LIFE984. やれやれの週末

2014年07月04日 | field work
 四国の果てに洋風建築だ。果てであるからこそ文化に対する憧憬があったのかもしれない。資生堂のポスターが古めかしく、不思議と建物と調和しているようだ。画面真ん中のポスターは、あれっ夏目雅子か!?、と思わず見入るが・・・。
 さて明日は、福井市へ出張だ。ところが、この福井市は、戦災と地震でボコボコに街をたたかれたので、実に個性のない街並みなんだ。周辺を歩けば、武生とか三国とか永平寺といったスポットはあるのだが、レトロな建築や古い街並みもなく、せいぜい食べ物ぐらいしか思いつかないところだ。京都から近いと言うのが、唯一の売りである。
 さて能書きを披露している場合ではない。出張の準備をしなきゃ。
 さて気分転換で始めた車の運転講習も仮免検定通る。たらたらやっていたのでここまで一ヶ月かかった。来週からは路上かぁー、いやだなぁー。学科試験会場で目の前の愛想のよい女の子は、落ちたのか。心の中で「頑張れ!」と叫んでいた。道路交通法が改正されてから学科も難しくなった。
 相変わらずやれやれの週末です。

愛媛県西予市宇和町
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG12mm/F2.0
ISO200,露出補正-0.3,f6.3,1/640
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PEN LIFE983. 新幹線通勤

2014年07月01日 | field work
 名古屋は、夏日のような陽射しが続いている。真夏ではないにしても、昼間出歩くと暑いことしきり。
 ところで毎日新幹線通勤をしていると、女性の職員が随分増えてきた。私のうろ覚えの記憶でも、最初に駅務員、それから車掌、試験に合格して半年以上の訓練を受けて国家資格に合格すると晴れて運転手になれると記憶している。だから女駅務員と言っても馬鹿にはできない。彼女たちは数年もしないうちに新幹線の運転台にすわっているかもしれないのだ。
 それにしても鉄道の運転は、レールの上を走るから、車のようなハンドルがなく、いわばアクセルとブレーキだけだ。つまり自動車でいうところのオートマに等しい。従って運転技術そのものよりも、列車ダイヤに忠実にあの巨体をあやつる技術であるとか、システムや規則に沿った運転ができるといったことを、安全性と正確さを基本にして行う仕事と、私は理解している。
 最近思うのだが、そういうコントロールの技術は、男性より女性の方が向いていそうだ。毎日決められた枠組みの中で同じ仕事をするというのは、やはり女性の才能がいきると思っている。だから主婦の毎日のおさんどんと似ているところもある。つまりそれが新幹線の運転手は、女性の方が向いていると思う根拠だ。いずれ新幹線に乗ったら、全部女性職員ばかりだというのは、どこか華々しくて面白いではないか。
 男性というのは、むしろそういう決められたシステムの枠組みから、離れようとする性格なのだろう。だから扱いにくい。社員に給料を上げるからもっと働けといおうものなら、「僕は、お金を入れたら動く自動販売機ではないですよ」と言いかえされそうだ。
 そんなことを思い出しながら私は、明日も夏といってよい朝の新幹線通勤なんだな。

愛媛県内子町
OLYMPUS E-P5,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f4,1/200
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