Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE988. 福井の思い出

2014年07月08日 | field work
 福井市の料亭街を歩いていたら、珍奇なダブルスキン風の建築、ありゃ隈研吾デザインだな。街に古い建築がないので無理して木材にすることもないのだろうが、当然街のコンテクストとは無縁な建築である。まあ仮設なんだろうね。
 ビジターは、そんな建築の出来映えで来客するわけではないので、それはどうでもよいのだが、果たして東京の店みたいな料亭のカジュアルレストランでお客が来るのですかねぇ。そこが肝心なところです。私には、大方は川の見える座敷のある旧館に行くように思われるのだが。
 などと思いながら、料亭街を徘徊していた。料亭街といってもマンションに化けたりと、風情はない。
 さて夕方は学会の懇親会へでかけ、ありゃ料理が少ないぞと思いながら、めぼしい料理をかき込んでずらかり、タクシーの運転手さんに案内してもらい片町の居酒屋へ出かけた。ピザのような鳥の薄焼き、あれなんだろう、美味だった。三次会はケーキ屋というのが、私達の年代たる所以である。
 それにしても居酒屋の名前を全く覚えていない。WEBでトップに登場する店ではなかったが、地元の繁盛店だ。居酒屋だけが、福井の思い出である。覚えていないけどね。あっ、領収書もらった。今度もし福井に来る機会があったらまた立ち寄ろう。我々は、料亭派ではなく居酒屋派だな。

福井市旧本町
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO320,露出補正-0.3,f8,1/80
コメント
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