今日も夜の看護師達のナースステーション
翠「今日も夜勤だ」
晃子「私24時間勤務。もうじき病院泊まりから解放されるかなぁー」
翠「解放されたら、文さんの店でビーフの燻製を食べにゆこうよ」
晃子「賛成。ところでこの間の台風の時の話の続きが聞きたい。歌子いるかなぁー」
そういって晃子さんがナースコールの受話器を取り上げたら、歌子さんがでた。
晃子「お茶しにゆきますって???」
・・・
晃子「台風の時の10発撃てというおねだりには笑えたけど、処女喪失場面がないじゃん」
歌子「あっ、それ!、特に色気もなんもないのよ」
翠「感激もないんだ」
歌子「感激ねぇー・・・、男の人の方が感激していたりして」
(*^▽^*)
翠「台風が来て小屋に避難したなんて、三島由紀夫の小説潮騒みたいだよ」
歌子「監的哨で待ち合わせの約束をした新治は、たき火に暖められているうちに眠ってしまった。ふと眼が覚めると初江が肌着を脱いで乾かしているのが見えた、ってあれね」
歌子「そんなにロマンチックじゃないよ」
晃子「だって雨でぬれて波音が怖いから抱きついたという話は、前に聞いた。そこだよ具体的にぃーーー」
歌子「抱きついているうちに彼の指が脇からブラを撫でていたのよ。それで『しようよ』というので、私もやっちゃうかと思ってインナーだけになって。そしたら彼の手が私のブラを抱え込むように撫でてくるのよ。なんかねぇー、最近のブラって形がいいじゃん。それに男の人は興奮するみたいなの。それでもみしだかれているうちに、私もフックを外して乳房をだしたの。そしたら、彼は、アラッ!て拍子抜けした顔してた」
晃子「ブラに興奮して、生で醒めたわけ!?」
歌子「そうよ。なんか失礼だわって思ったもん。だから私、これが女の人のお乳よ!!っていったの」
翠「なまめかしさにたじろいだ!!」
歌子「それで彼が渋々とパンツを脱いで、私の中に入ってきたの・・・・・」
翠「それで、またあらっ!、というわけね」
歌子「そうよ。ペニスを入れたらスルッと入っちゃった。処女の私が痛がって悶絶の表情でもするとおもっていたらしいの。それで・・・」
晃子「拍子抜けした。でも痛くなくてよかったじゃん!」
歌子「そうよ初体験がこんなにスムーズにゆくなんて感激モノだわ。私は神に感謝よ!!。だけど彼氏は白けた顔をしていたの。それで『お前!、本当に処女なのか、俺を騙しているだろう!』っていうの。なんなの!!、せっかく大切な処女をあげたのに、最初から私を遊び女みたいに疑うのよ!!!、そんなのってあるーー!?」
晃子「ふぅーーん、それで10回おねだりは?」
歌子「波の音が怖かったのでずーーっとこうしていたかったの。それで彼氏におねだりしたわけ」
晃子「彼氏は、喜んだ?」
歌子「そしたら『えっ、またやるの?』だって。だから渋々と。2回目は入れたけどあまり出なかった。だから私も腰を使うことぐらいは知っていたし・・・、それから看護学校の課外授業で男の人のツボって教わったじゃん。そこをぎゅーーーと刺激したら固くなって勃起するでしょ。それでまた膣に入れたら彼氏はダウンして眠っちゃったよ・・・」
晃子「そこまでつくしたのにねぇー」
歌子「そうなのよ。私初めての経験のわりには頑張ったけどなぁーー。だってブラで興奮して生をみたら白けちゃって、それでペニス入れたら処女膜がない!、血が出てない!!、というのでまた白けちゃって、じゃあ男のツボを刺激したら勃起したまま眠っちゃって、だから私にとっては散々の初体験だったよ。初めてのわりには、随分と尽くしたけどなぁー・・・」
(*^▽^*)
晃子「男って先入観があるのよ。処女だからって膜があると思っているし、出血もするとおもっているじゃん。そんなの大人の女にはないよねぇー」
歌子「そうですよ!。わたしなんか高校のバレー部のアタッカーだったもん。そんなものすぐになくなっちゃうよ。でも処女膜の名残はあるよ。膣の出口がリング上に少し膨らんでいるの」
晃子「開通式みたいな話は、男の妄想でやっててねだよねぇーーー」
翠「男の処女妄想がタップリ被さってイメージが膨らむんじゃない。ただ未経験だっただけ・・・。それだけよねぇーー」
・・・
秋の夜半、地平線がしらずんできた。
小樽も秋である。