Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング650. 小説:小樽の翠574. 歌子の告白

2022年11月15日 | Sensual novel

 

今日も夜の看護師達のナースステーション

翠「今日も夜勤だ」

晃子「私24時間勤務。もうじき病院泊まりから解放されるかなぁー」

翠「解放されたら、文さんの店でビーフの燻製を食べにゆこうよ」

晃子「賛成。ところでこの間の台風の時の話の続きが聞きたい。歌子いるかなぁー」

そういって晃子さんがナースコールの受話器を取り上げたら、歌子さんがでた。

晃子「お茶しにゆきますって???」

・・・

晃子「台風の時の10発撃てというおねだりには笑えたけど、処女喪失場面がないじゃん」

歌子「あっ、それ!、特に色気もなんもないのよ」

翠「感激もないんだ」

歌子「感激ねぇー・・・、男の人の方が感激していたりして」

(*^▽^*)

翠「台風が来て小屋に避難したなんて、三島由紀夫の小説潮騒みたいだよ」

歌子「監的哨で待ち合わせの約束をした新治は、たき火に暖められているうちに眠ってしまった。ふと眼が覚めると初江が肌着を脱いで乾かしているのが見えた、ってあれね」

歌子「そんなにロマンチックじゃないよ」

晃子「だって雨でぬれて波音が怖いから抱きついたという話は、前に聞いた。そこだよ具体的にぃーーー」

歌子「抱きついているうちに彼の指が脇からブラを撫でていたのよ。それで『しようよ』というので、私もやっちゃうかと思ってインナーだけになって。そしたら彼の手が私のブラを抱え込むように撫でてくるのよ。なんかねぇー、最近のブラって形がいいじゃん。それに男の人は興奮するみたいなの。それでもみしだかれているうちに、私もフックを外して乳房をだしたの。そしたら、彼は、アラッ!て拍子抜けした顔してた」

晃子「ブラに興奮して、生で醒めたわけ!?」

歌子「そうよ。なんか失礼だわって思ったもん。だから私、これが女の人のお乳よ!!っていったの」

翠「なまめかしさにたじろいだ!!」

歌子「それで彼が渋々とパンツを脱いで、私の中に入ってきたの・・・・・」

翠「それで、またあらっ!、というわけね」

歌子「そうよ。ペニスを入れたらスルッと入っちゃった。処女の私が痛がって悶絶の表情でもするとおもっていたらしいの。それで・・・」

晃子「拍子抜けした。でも痛くなくてよかったじゃん!」

歌子「そうよ初体験がこんなにスムーズにゆくなんて感激モノだわ。私は神に感謝よ!!。だけど彼氏は白けた顔をしていたの。それで『お前!、本当に処女なのか、俺を騙しているだろう!』っていうの。なんなの!!、せっかく大切な処女をあげたのに、最初から私を遊び女みたいに疑うのよ!!!、そんなのってあるーー!?」

晃子「ふぅーーん、それで10回おねだりは?」

歌子「波の音が怖かったのでずーーっとこうしていたかったの。それで彼氏におねだりしたわけ」

晃子「彼氏は、喜んだ?」

歌子「そしたら『えっ、またやるの?』だって。だから渋々と。2回目は入れたけどあまり出なかった。だから私も腰を使うことぐらいは知っていたし・・・、それから看護学校の課外授業で男の人のツボって教わったじゃん。そこをぎゅーーーと刺激したら固くなって勃起するでしょ。それでまた膣に入れたら彼氏はダウンして眠っちゃったよ・・・」

晃子「そこまでつくしたのにねぇー」

歌子「そうなのよ。私初めての経験のわりには頑張ったけどなぁーー。だってブラで興奮して生をみたら白けちゃって、それでペニス入れたら処女膜がない!、血が出てない!!、というのでまた白けちゃって、じゃあ男のツボを刺激したら勃起したまま眠っちゃって、だから私にとっては散々の初体験だったよ。初めてのわりには、随分と尽くしたけどなぁー・・・」

(*^▽^*)

晃子「男って先入観があるのよ。処女だからって膜があると思っているし、出血もするとおもっているじゃん。そんなの大人の女にはないよねぇー」

翠「生理の最後の頃に初体験すれば、よかったかも(*^▽^*)」

歌子「そうですよ!。わたしなんか高校のバレー部のアタッカーだったもん。そんなものすぐになくなっちゃうよ。でも処女膜の名残はあるよ。膣の出口がリング上に少し膨らんでいるの」

晃子「開通式みたいな話は、男の妄想でやっててねだよねぇーーー」

翠「男の処女妄想がタップリ被さってイメージが膨らむんじゃない。ただ未経験だっただけ・・・。それだけよねぇーー」

・・・

秋の夜半、地平線がしらずんできた。

小樽も秋である。

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Fieldwork734. mySOSを発したい気分だ!

2022年11月14日 | field work

  2022年9月25日、日本への帰国になると入国の検疫書類を準備をしなければならない。

 前回来訪のように、現地のPCR検査病院を探し(日本人向け案内されているのはマニラ市内だけ)、マロロスまでトライシクルで1時間の道のりを行き、そして検査を受け、翌日検査結果を再度もらいにゆく、この工程が日本での検疫の72時間以内という制限があり、といった実に面倒くさいPCR検査が不要になった。

 だがmySOSの再登録が必要。登録の解説は沢山あるが再登録の解説がない。おそらく前回の観察期間をすぎると自動的にアプリが消えるはずだ。だが残っている。なんだこりゃ!!。

 よくみると救命救急ガイド、健康診断結果、AED連絡先・・・etc。入国や感染とは関係がない機能ばかり。わざわざ人のメモリーを使ってこんなものを入れてくれと頼んだ覚えはない。こんなのを残すのであれば変更を必要としない住所やパスポート画像が継続されるべきた。しかし肝心の登録画面がない。バカじゃないのか・・・。

 ようやく隅のアイコンから再登録画面にゆくことができた。ここでアプリの概念整理が全くできていない事に気がつく。本来ならば操作選択画面と同列に配置すべき。もちろん恒常的に使う、そうでないとするアイコンとを仕分けたと弁明するつもりだろうが、それは違うな。コストカットのために既存のアプリにワクチン接種情報などを後付けしたのが内実ではないですか?。因みに入国健康者確認センターの文字は手続きが完了してから始めて表示される。アホか!?。

 苦言を呈しながら、パスポートとワクチン接種証明書画像のアップロード場面だ。海外のwifiの環境は悪いところもある。どうせ文化系役人がアプリ業者に丸投げオーダーしたから世界の通信速度なんか配慮しない。確かPDFファイルなら早いはずだが京都市がくれたのは紙だ。結局3時間かかって検疫の手続きは終わった。

 そしたらパスポートが読み取れない!、だって。いい加減にしろ!!!。調べたらメールの返信!、そんなのは操作画面に即座に表示すべきだろ。審査完了後のメール画面と一緒にする頭の悪い配置だ。本当にSOSを発したい気分だ。

 概してこれまでの私の経験から、日本政府のWEBサイトは大変使いにくい。それに文字数が必要以上に多く、よく読まないとわからない役所文体だ。海外なら多民族国家が多いから、全ての民族がある程度理解できる情報リテラシーの一般化という概念がある。それが単一民族国家の日本では欠落している。

 さらにWEBデザインも悲惨だ。最初にクッキーの設定を外せだって。そんなの外してあるけど・・・。つまり過度に気を遣い、そして肝心な事が欠落するという、結果としてよくわからないWEBデザインがやたらに目に付く。私の経験では日本の90%のアプリ&WEBがこれだといってよい。情報リテラシーの一般化という概念を置き去りにした結果だ。

 厚労省のサイトを調べていたら今はレッド国が世界にはない。みなブルーかイエロー国ばかりだ。まてよ日本だけがレッド国なのか!?。だってアプリの通常モードのトップ画面が赤だからさあ?。

 そんな頭の悪いアプリにつきあわされ関空に戻ってきた。二つのデスクを通過するほかは、今はスムーズに入国できる。入国者数制限が撤廃されると、この貧弱な検疫システムでは待ち行列だろうな。

 それにしても関空は食事のできるのがマクドナルドだけ。それはフィリピンで食べ飽きた。空腹を抱え京都駅行きのバスに乗った。

 ラーメンが食べたい。あわてて小銭入れを見た。というのもマニラの手荷物検査場で係員から小銭入れを開けてもよいかと問われたのでOKと応えた。「オオッ!、ノーマネー」と笑われた事を思いだしたからだが。まだ日本円をおろしていなかったが、小銭をかき集めればラーメンが食べらる。上等じゃん!。

 そこでこの時間唯一遅くまで開いている四条東洞院通り上がるの魁力屋に閉店30分前にたどり着いた。

 

マニラ市コパカバーナホテル、魁力屋

iPhon13pro

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Fieldwoork733.  ホテルを自分の家のように使う

2022年11月13日 | field work



 コパカバーナホテルの特徴は、キッチンがついたダイニングルームと寝室があることだ。キッチンにはヒーター、冷蔵庫、鍋釜食器もあり、安い時期だと3,000円/泊位で泊まれる。ホテルで料理を作るために、今回も叔母さんがついてきた。食材はダンパマーケットで調達できる。叔母さんは昔ホテルに勤めていた経験があるから料理が上手だ。
 そのために叔母さんは、米や炊飯器や調味料や水、私好みの日本のふりかけまで持参してきた。ずらっと並べると家庭のキッチンと味がホテルに出現する。
 それはホテルが私達の生活空間に早変わりする事だ。日常の生活空間のつもりでプールサイドでくつろぎ都市の喧噪を感じる。つまり生活の場がホテルに変わっただけである。そういう感覚は日本では得られない体験だ。
 ダイビングをする時は那覇市内のホテルでキッチン付きのMr.KINJOに長逗留したことがある。だが、ここまで見事にホテルの部屋を自分流に変え、使いこなすのは難しかった。やはりホテル然としていた。それがここでは、実に簡単にホテルが自分達の生活空間に変身するのである。
 もちろん調理をする人間がついてきたのが一番大きい理由だが、日本でも夫婦同伴なら調理もできる。ただし多くのホテル側には、こうした設備がない。
 そう考えてゆくと日本のホテルの機能は、サニタリーとベッドしかない。つまりどんなに高級なホテルであってもラブホと使い方と機能は一緒で、精々情事の場ぐらいにしかならない。
 家のようにとか、ホテルで悠久の時間を過ごせる等と文句を並べても、所詮広告のキャッチコピーでしかなく。そこが日本の数多くのホテルの嘘くさいところである。
 そんなわけで私達5人+ベイビーは、安いから2室を借り切り3泊のホテル暮らしをしていたのである。
 ふと日本でも魚市場に隣接してキッチン付きの安いホテルを増設するアイデアがあると思われた。新鮮な食材を新鮮なうちに調理し、みんなで食する宴会が出来る。新鮮な魚介類もお土産にしていたらせっかくの鮮度が落ちますから・・・。

iPhon13pro
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Fieldwork732. モール・オブ・アジアのリサーチ

2022年11月12日 | field work

 

  アジア最大のモール、オブ・アジア(注)に向かう車窓からみたマニラ新都心のビル群。やはりアメリカのコピーだと思ってみていた。多分アメリカの設計事務所の仕事なのだろう。遠目には良いが近めには雑なアメリカ建築だ。

 今日は、NIKKAのパスポートの再申請。朝9時にモール・オブ・アジアの中にあるパスポートセンターに出かけるのでタクシーに乗っている。事務仕事を済ませたらモールの徘徊だ。

 モール・オブ・アジアを3回歩くと、最初は随分と歩かされるなど空間規模が与えるダメージが大きかったが、それが今はなくなっている。おそらく未知の空間を徘徊する好奇心と緊張感が薄れ、どっちへゆけば何があるのかとする施設の構造的な理解ができあがってきた故だろう。

 これは特段同じ空間を歩いているときに誰しもが経験する事だ。この辺りの研究は誰かが行っていそうだか、旅先なので調べる気分でもない。

 モールに話をもどして、徘徊していると日本でもニューヨークでも見かける国内外のブランドショップは数多い。だが、ビジターが入っていない。こんなので店が成立するの?。

 見そびれたがユニクロもMUJIもある。ユニクロの地味な発色は、カラフルな発色を好むフィリピン人には、どうなのかなぁーと疑問視。むしろベネトンカラーの方がフィリピン人に好まれそうだと私は考えたが、今はベネトンも地味傾向だ。

 そして混雑しているのがジョリビー、マクドナル。価格の安さか。どちらの店もメニューに鳥唐揚げとご飯のセットメニューが一番人気のようだ。それならジョリビーもマックも関係ない。だが唐揚げは日本の調理方法がカラットと揚がって格段に美味しいと思う。

 この時期からモールは、クリスマスの飾り付けが始まる。フィリピンのクリスマスは3ヶ月近く続く。家庭ではパーティーが多いだろう。何故か働かない人達だと思うけど・・・。

 最後の画像は、右側の顔の輪郭が平坦で鼻の低いのが標準的フィリピン人。そして左側の眼が大きく肌が白く彫りが深く鼻が高い顔立ちのフィリピーナ、そうこれがメスティーサだ!!。頭蓋骨の形が立体的だし、私はメスティーサだと思って見とれていた。最後に成果あり・・・、なんのリサーチだったか・・・。

注)施設仕様:商業施設面積:589,891㎡、店舗数663、駐車台数8,000台、建築設計:アーキテクトニカ、運営:SMプライムホールディングス(出典:Wik)

iPhon13pro


追記
 海外渡航用にワクチン接種証明書をアプリで取得しようとした。デジタル庁からアプリをiPhoneにダウンロードしてですか。提供先がデジタル庁となっている。ああっ、また使えない日本政府か・・・。私はどうせ使えないだろうと予想していた。
 マイナンバーカードとパスポートの読み取りが必要だってさ。指示通りiPhoneにスマホを密着させろ!?。密着!?、そんなの聞いたことないなあ。別の画面ではかざせと図解してある。その図解もかざしているのか、重ねているのか、判読できない不適切な図だ。
 結局どっちでやってもマイナンバーカードは読み取れない。3回トライしたら解除を役所に依頼しなければならない。私の予想通りだった。その前にアプリを捨てたけど。しょうがないから紙ベースで申請しよう。京都府の申請受付は歩いてゆけるところにある。
 これが日本政府のデジタル化の実態である。税金払って使い物にならないシステムを提供してくれる。
 ふと、日本政府は、こんな危ない世界なのだろうか。デジタルも使い物にならない。適切な図解が出来ない。そして使えないアプリを提供しておきながら、アプリでダウンロードできますと自慢するのは張り子の虎だったか。つまり何も出来ない政府に私達は税金を納めている事になる。デジタルとは無縁の無能な政府なのだろう。
 ふと「アプリでできますーー」と自慢する言葉を社会でよく聞く。それって出来ないことをプロモーションしていませんか?。デジタル化になった気分でいながら、実は愚鈍な現実だったりして。少なくともコンピュータを50年使っている人間には、「アプリ云々・・・」は信用できませんね。

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Fieldwork731. 再びDAMPA MARCKET

2022年11月11日 | field work

 

 マニラのコパカバーナホテルに3泊して日本に帰る。

 このホテルの特徴は、お金を使わずに時間がすごせるプールがあり、プールサイドにパソコンを持ち込んで半日過ごすビジターがいたりする。

 今日は、カリフォルニアからきたというアメリカ人が、軽蔑の見下ろすような眼差しで「中国人か?」、「いや、日本人だ」といったら、突然態度を変えて尊敬の姿勢。あら、とおもっていたら、タバコ1本!、とせがまれた。なんだあ・・・、それかよ!、禁煙国家に暮らすと大変なんだな。

 もう一つは、キッチン付の部屋がある。我々のパーティーは、古い貴族の旅人のように料理のオバハンがついて来ている。そこでダンパマーケットに食材の買い出しに出かけた。

 お金を使わずに時間を潰せられる、自前で食事が調理できる、となると長期滞在型のホテルになる。こうしたホテル暮らしをしていると、ベッドとサニタリーしかないホテルは退屈な仕様だと思われる。

 ついに予想通り中国製DJIPOCKET2にテープで固定していたアタッチメントレンズがとんでいってしまった。価格は安いが、またAmazonで取り寄せるのが実に面倒くさい。

 ストレスなく仕事ができるのはMacbook proだ。やはりアメリカ製か・・・。

DAMPA MARCKET MARCKET

DJIPOCKET2

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Fieldwork730. Bulakan Marcket4.

2022年11月10日 | field work

 

 朝は6時頃眼が覚める。表に出て空を見あげる。うろこ雲、積乱雲、そして雲がなくなる頃には暑い。気温30°、湿度76%。

 ブラカン市場も4回目。今回は広角から標準ズームレンズに替えて市場の人間を主に撮影しようと試みた。私と下僕が出かけたのはお昼過ぎ。既に市場は終わりかけていて人間が少ない。遅い我々の行動だが、実は市場に出かける迄NIKKAの家は昨夜の雨による河川のオーパーフローで通路まで水浸しだった。

 それでもレンズを交換したから、こちらの方が市場の空気が漂っていそうだ。フィリピンの暑さでボディはダウンする。冷却装置内蔵が必須だといつも痛感させられる。

 ピクチャープロファイルをPP10に設定したら、iMoveが映像を読み込まない。困ったなと思いつつ試行錯誤して読み込み、ようやく映像化できた。このあたりは不勉強だから、もう少しデジタル映像の研究してみないとわからない事も多い。

 さて今回のブラカン市場の撮影も、これが最後。明日からマニラに移動し、そして4日後に帰国予定だ。ブラカン最後のカットはどれにしようか考えたが、ピザ屋の女将さんか・・・。

 退屈なときもあったブラカンだったが、それなりに毎日ブログにすることができた。

Bulakan Marcket4

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6 ピクチャープロファイルPP10

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Fieldwork729. ブラカンの街のランブリングウォーク

2022年11月09日 | field work

 

 今日は日本へのお土産を買いに、ブラカンの地元スーパーのピュアゴールドへ出かけた。帰りに80ペソのピザを買い、ブラカンの街のランブリングウォークだった。ただそれだけの事である。後はビデオの編集でカバー。

 使いにくいDJIPOCKET2が、こうした散歩には便利だ。何よりもポケットに入れておけば勝手に撮っている・・・と思いきや、全く撮影していない。ボタンの二度押しで撮影というのは勘弁して欲しい。使い慣れないというのもあるが、それ以前に使いにくい。でも映像編集があるおかげて、ブラカンでの有り余った時間を過ごすことができた。

 映像撮影も、少し慣れてきて目下カラーモードの設定を試みている。後々のカラーグレーディングをする意志がないので、撮って出しの画像である。カラーグレーディングは、ダビンチディゾルブでもインストールしてから始めようと思っているが・・・。そこまで執念深く行う必要性を目下の所感じていない。これはSONYαの機材の話だ。

 ただそうなると静止画に関心が全くなくなる。それは情報量が少ない事が要因。人間の気分も、随分といい加減だ。

 旅に出ると時間を持て余す。そのとき何ができるかが意味を持つ。ふと水彩画を描こうという気分ではない。クロッキー帳1冊でよかった。だから絵具のセットは不用。むしろその分映像機材に振り向けた方が良さそうだ。今後の旅の知見として書き留めておこう。

 海外にいれば大げさに聞こえてくる台風14号も、京都市は静かに過ぎ去ったようだ。ブラカンは雨期だから激しい雨が断続的に続く。

フィリピン人に尋ねたらXOの珈琲キャンデーが好かれているらしい。本当か!?。どうせ安いのだから、これでええんちゃうか。

お土産を買いにピュアゴールドへ

DJIPOCKET2

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Fieldwork728. Bulakan Marcket3. 駆け足で回る

2022年11月08日 | field work

 

  今日のブラカンは、一日中雨が断続的に降り続く。いまは雨期だから、それは当然。それでも日が射して暑いよりは、ほんの少しだけ良いか・・・。

 小学生の頃の記憶だが、田舎に預けられた夏休みの間に、台風などで一日中雨が続く日があった。外に出られない。だからお爺ちゃんが押し花を手ほどきしてくれた。そんな風に、夏の暑い日のなかの台風通過の日は、一寸特別の意味を持っていた。

 フィリピンの今日の気候は、暑くなくマーケットへ買い出しにゆくのに調度よい。野菜や果実やエビやバンガス用の魚を調達していた。帰りに屋台で卵を唐揚げにした料理Kwek Kwekを調達した。フィリピンの人間にとっては美味しいらしい。こちらはタンパク源の補給だ。

 特別な日!?、あった!!。それは日本だ。なにしろ今晩超大型台風14号が、夕方から夜半にかけて京都府に最接近する予報だ。日本では緊迫の度合いの高い事がWEBニュースで報じられている。

 九州を縦断することで勢力が少し弱まることを期待しながら、少し気がかりな特別の日である。家が飛ばされたら特別な日と言っているどころではないが・・・。

 京都市内は盆地だからなんとかなるさと思っている。雨量が1時間50mm以上降り続くと道路は冠水する。それが数時間続くと、床下浸水になるかもしれない。昔は暴れ川だった鴨川の氾濫も要注意だ。最近の豪雨で降水量が多いので堤防の計画水量を軽く超えてくれる事があるかもしれない。つまり堤防の機能が低下しつつあるのが日本の今の姿だろうか。

 それが証拠に京都市内では、今年も豪雨でしばしば緊急避難警報が鴨川の上流部で発令されていたから、今回はいよいよ我が町にも避難警報が発令されるだろうか?。

  そうなると町内会の役員が引率して住民を避難所まで導く事になる。私も町内会の役員だが防犯だから警察関係だ。これは消防の仕事だろうから防災役員の仕事だろうと責任転嫁を決め込む。フィリピンにいるから手も足も出ない。

 そんな特別な日が、そのまま被災地になったらやだなと思いつつ・・・。

Bulakan Marcket3 駆け足で回る

DJIPOCKET2

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Fieldwork727. Bulakan Adoration Chapal

2022年11月07日 | field work

 

 ストレンジャーにとってブラカンの見所は2カ所。1つは市場、そしてもう一つは、Bulakan Adoration Chapalである。日曜日、この土地の暑い気候を配慮し、夕方から行われるチャペルに出かけた。私は、この独自の個性あるスタイルの教会は絶対に古いぞ!、とする研究者の感性で、どうしても内部も見たかったのである。内部は戦後に大幅に修復されており綺麗だ。

 Wikの解説に寄れば、この教会は、1575年に創立されたというから歴史は古い。1863年、1869年の地震により大きな被害を受けたが、その後神父達の努力で再建されている。私が建築を観察したところでは、戦後にも幾度の修復がなされて現在に至っているようだ。石像の建築はネオビザンチンロマネスク様式といわれ、2007年にフィリピンの顕著な歴史建造物に指定されている、と解説されていた。

 ネオビザンチンロマネスク様式については、Wikでも検索してもらうこととして、私が「内部も見たい!」、といったらNIKKAが「日曜日に私についていらっしゃい」。なるほどミサの後で見られるかと楽観していたら、出かける直前に「シャワーをあびて着替えろ」という。なるほど日本でも伊勢神宮を参拝するときは御祓はする。まあそんな気分でシャワーをあび着替えて出かけていったら、建築見学はミサに参列する事だった。

 このあたりが、建築研究者のずれているところだが、それでも内部はバッチリ見られる。ミサの時は撮影できないから直前に撮る。ジンバル機材も持参したが、どこか厳かな空気には似合わない。そこでiPhon13のビデオ撮影に切り替えた。これなら目立たない。目立たないというのも撮影機材の大切な仕様だ。

 後の話だがビデオ画像をMac bookで開いたら、iPhon13proの画像がことのほか綺麗であり祭壇が光輝いていた。オオッ!、これこそ神の意向か・・・、というよりもキリスト教国家が開発したプロダクトだから、先ず以て祭壇が綺麗に映らなければ、彼らから支持されないのだろう。オリジナルの動画でみる方がはるかに綺麗である。

 ミサが始まる頃には、400人以上の参列者が集まり教会は満席。教会は、ブラカンにも数多くあり信仰に熱心な国民達によし維持されているのだろう。神父のタガログ語によるジュネシスの一部の朗読内容は、私にはわからない。不勉強の無念さを痛感する。

 帰りに振り返ると、古い独特の建築様式がライトアップされ夜空に燦然と輝いていた。私は、この歴史建築物の風景が撮りたかったのだ。

 ミサが終わればディナーが定番というのが日本人の感性。近所のレストランで貧しき我がファミリー達は慎ましく神の恵みに感謝しつつ・・・、と私は勝手に推測しつの夕飯だった。

Bulakan Adoration Chapal

SONYα6600、E10-18mm/F4.0、iPhon13pro

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Fieldwork726. Summer camp

2022年11月06日 | field work

 

 ブラカンも蒸し暑い夏が続き、それは人間のあらゆる意欲を減退させる。つまり夏の疲れが蓄積してきた。

 そんな暑さのピークの昼下がり、NIKKAの発案で気分転換にウォーターレジヤーパークへオーバーステイすることにした。ブラカンからは24km郊外にあるCaribbean Waves Resortだ。リゾートいっても大小様々なプールにコテージが付いたレジャーパークだ。

  そうなると支度は早い。料理の叔母さんが冷蔵庫をかき回して食材あつめ、不足するビールを近所のサリサリストアで調達し、電気炊飯器にブラスティックのお皿をかき集めている間に、NIKKAが参加者を募りあっという間に親類縁者達が集まる。そこで大型バンのレンタカーを手配し総勢13人の大パーティーで夕方ブラカンを出発した。

 ウォーターパークは近いが、夕方のラッシアワーに重なり、我々は途中の生鮮三品の店でバンガスに調理する魚や野菜を調達し、レジャープールに到着した。

 オフシーズンのためか瀟洒な建物はあるが、今は駐車場のテントでチェックイン。コテージ1棟やプールの使用料も含めて13人分で現金のみ。円安換算でも2万円以下だから安いというべきか。既にワクチン接種証明書もいらない。総勢13人のサマーキャンプだった。

 早速叔母さんがコテージのキッチンでバンガスを調理し、炊飯器でご飯を炊き、冷蔵庫のソーセージが夕飯前の空腹を満たすのに調度よい。意外に質素な夕飯だ。フィリピンでは普通の部類なのだろう。ただし暖かい調理したばかりの料理ばかりだ。

 そのあといくつもあるプールについてゆき、ミッドナイトスイミング。コテージは4ベッドしかないところへ13人が泊まるから雑魚寝だ。エキストラベッドならぬマットを2ついれて、私達は意外にも熟睡していた。

 朝、眼が覚める。朝食前のプールにはせ参じる。朝の光の中でのスイミングは心地よい。水に浮かんで空を眺めている。そんな時間の映像を私は撮影していない。撮っておけばよかった。こちらも夏の疲れを癒やすのに忙しかった。

 帰る頃には、私達は不思議な事にみんな元気を回復していた。みんなこういうことが必要だったんだ。暑さの疲れを解消する夏の終わりのサマーキャンプだった。 

English translation
The hot and humid summer continues in Bulacan, which reduces all human motivation. In other words, summer fatigue has accumulated.

At the peak of the heat in the early afternoon, NIKKA proposed an overstay to the water leisure park for a change of pace. The Caribbean Waves Resort is located 24km outside of Bulacan. Even though it's a resort, it's a leisure park with cottages attached to pools of various sizes.

  In that case, preparations are quick. While the cooking aunt was rummaging through the refrigerator to gather ingredients, procuring beer at the local Sari-Sari store for the shortage of beer, and scraping plastic plates into the electric rice cooker, NIKKA recruited participants and quickly became relatives. Relatives gather. So we arranged a rental car for a large van and left Bulacan in the evening with a large party of 13 people.

The water park is close, but it overlaps with the rush hour in the evening, so we procure fish and vegetables to cook for bangas at a fresh food store on the way, and arrive at the leisure pool.

Because it's the off-season, there are elegant buildings, but now we check in in a tent in the parking lot. Cash only for 13 people including one cottage and pool usage fee. Should it be cheap because it is less than 20,000 yen even when converted to a weaker yen? No proof of vaccination is required. It was a summer camp with a total of 13 people.

My aunt immediately cooked bangus in the cottage kitchen, cooked rice in the rice cooker, and the sausages in the refrigerator were perfect for satisfying hunger before dinner. A surprisingly simple dinner. I guess it's normal in the Philippines. But it's all hot and freshly cooked.

Afterwards, we followed the pools to midnight swimming. The cottage has only 4 beds and can accommodate 13 people, so it's hard to sleep. Surprisingly, we slept soundly with two mats that were not extra beds.

"I wake up in the morning." Join the pool before breakfast. Swimming in the morning light is pleasant. Floating on the water and looking at the sky. I didn't take any footage during that time. I should have taken a picture of it. I was busy recovering from the fatigue of the summer.

By the time we left, we were all strangely recovering. We all needed this. It was a summer camp at the end of summer to relieve the fatigue of the heat.

summer camp

DJIPOCKET2、iPhon13pro

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Fieldwork725. Myvin 6th birthday.2022.09.15

2022年11月05日 | field work

 

 2022年9月15日に、ブラカンのMyvinの6歳の誕生日に、NIKKAに連れられて私はでかけた。子供の誕生日をなによりも大切にするというフィリビンの風習だ。

 Myvinの目が神の子のように綺麗だ。フィリピンの未来をしょっていってくれ!、そう思いながら私は、控えめに撮影していた。

 外国人の私ができる事といったら、ビデオ撮影ぐらいだ。せめてYouTubeにアップさせて彼の誕生日を、みんなで祝福しよう。

English translation

On September 15, 2022, on Myvin's 6th birthday in Bulacan, NIKKA took me out. It is a Filipino custom to cherish children's birthdays above all else.

"Myvin's eyes are as beautiful as a child of God." Take me with you the future of the Philippines!

"The only thing I can do as a foreigner is video shooting." Let's at least upload it to YouTube and celebrate his birthday with everyone.

Myvin 誕生日ver2

DJIPOCKET2

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Fieldwoek724. Bulacan Marcket続き

2022年11月04日 | field work

 

  ブラカンの見所といったらブラカン教会と公設市場しかない。

 それが何処にでもあるフィリピンの地方都市の姿だ。ここはリゾートではないから、もちろん観光ブックに載せる程でもない。いやリゾートに出かけてもホテルぐらいしかないのだから、ブラカンと大差ないか。そのかわりここは普段のフィリピンの庶民の暮らしがうかがえる。

 今日も、下僕をつれて公設市場だ。もちろん食材の買い出しを兼ねて。メモをみると、Sagingf(バナナ)、Calamansi(四季橘?、つまりミカン)、Cheezweez(チーズのバター、Kinchay(セロリの一種)、Kamatis(トマト)、Siguyas naputi(イチジク)、Egg(卵)とあった。買物は下僕に任せ私は撮影に専念していた。もちろん財布持ちだけど。

 何を撮っても同じ景色になる。今度は人間を撮ろうか。そんなことを考えながら市場を徘徊していた。それでもデジタル機材とジンバルの練習になっただろう。

 今度は、これで京都の紅葉を撮ろうと方向違いの事を考えていた。

 

Bulacan Marcket2 20220915

SONYα6600、E10-18mm/F4.0

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Fieldwork723. Bulakan公設市場

2022年11月03日 | field work

 

 フィリピンに来ると私は語学の不勉強を痛感する。ここはタガログ語に公用語がフィリピン英語だ。だからトランスレーターやスマホの会話アプリが必携だ。昔覚えた英語のセンテンスを思いだしつつなんとか・・・。まあ日常生活は、中学英語で十分なのだが。

 高校生時代に英語の先生の発音授業が1シーズンだけあった。

「英語なんか読めればよいのですよ。発音なんか入試では出ませんからね」

 そしてフィリピンにくれば、発音こそ全ての世界だ。不幸なことに私達の世代は、ネイティブ英語の発音を勉強してこなかった世代だ。だから勉強が必要になってくる。WEB講義で勉強するほかない。

  アメリカ英語を圧縮したような発音をするフィリピン英語だ。トランスレーターにもフィリピン英語がある。

 つまり日本語は、表意文字だからビジュアルに理解できるが、英語は文字自体は26字しかない表音文字だから発音が全てだ。

  ちなみに今の我が国の入試では、リスニングの試験がある。それは私が大学の先生になってから導入されたから随分遅い対応だ。さらにいえば試験は聞き分けられればよいので、発音は重視しないという、いまでも非実用的教育がまかり通っている。

 日本人が英語が苦手というのは、そうした表意文字と表音文字との違いが要因として存在する。それは苦手ではなく教育の問題なのだ。さらに学校教育が今でも発音を重視しないという環境にあるのだろう。

 そんなタガログ語しか通じないNIKKAの兄弟をつれて、ジンバルに撮影機材を据え付けた映像体制で、ブラカンの公設マーケットに出かけた。市場固有の臭い臭いだからマスクは必須だ。めざといオバハンがポーズをしてくれる。フレンドリーな国民性だ。

 それにしちゃ市場は、こぎたいないのだよ。眼前のピュアゴールドのスーパーの方が俄然清潔感はある。世代が変わると公設市場も、なくなるのかもしれない。

 しかし露天をみると不思議なモノがありそうだ。それは別の機会にして、私はLevi'sとロゴの入ったキャップを100ペソで買った。今の日本円なら250円!、そりゃ中国製のコピーだろうけど、暑さをさけるにはキャップが必要だ。

 帰りにアイスクリーム飲料をテイクアウトして家に帰った。今回フィリピンに来てようやく映像らしいものが撮影できた。このレンズはGレンズではないが意外にシャープだ。

Bulkan Public Marcket HD 720p

SONYα6600、E10-18mm/f4.0

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Fieldwork722. スーパーへ

2022年11月02日 | field work

 

 滞在も長引くと手もち円を両替したり、スーパーへ出かけて食材調達の必要がある。

 Googleで検索するとブラカンに両替所は検索できないが、実は街内にいくつも両替所があるあたりは、国民の1割が海外へ出稼ぎに出かけてゆくこの国の事情を反映している。両替所は小さな店舗であり、窓に鉄格子があるあたりは金融を扱う店の設えとして共通している。

 でっペソに現金化できると、稼いだから使えと言わんばかりに、隣はピュアゴールドというスーパーがあるのが皮肉だ。

 スーパーの入り口にフロントがあり手荷物は預けるのが決まり。さながらアメリカンスーパーだから屋根まで届かんばかりの棚に商品が山積みされており梯子もある。二つのカートを引きずり回し、沢山の商品をまとめ買いする習慣もアメリカ的だ。3番目の画像に写っている全ての商品が私達の荷物だ。日本円で15,000円ぐらいだろう。

 大量の商品だから、従業員が段ボールに梱包してくれる。このあたりのサービスは大変助かる。

 さて大きな荷物を抱え出口に向かうとまたガードマンだ。万引きがないかを領収書と合わせてチェックしている。段ボールにはレジの従業員が書いた数量が記載されている。あとは下僕の弟がトライシクルに乗せて家まで運べばよい。

 書き忘れたが全ての大きな店の入り口には、銃を携帯したガードマンが必ずいる。爆弾などの金属類を持ち込まないかなどのチェックを全てのビジターに対して行っている。フィリピンは一部のエリアでゲリラがいるからだろう。このあたりの事情はウクライナと似ている。

 ビシッしたユニフォームは格好が良いのだけど、そのポコンと出たお腹はなんだ!。フィリピン人がしないことに2つある。1つは煙草を吸わない事、2つは男も女もダイエットをしない事。そのためポコンとお腹が出ている。ダイエットなどせず、肉ばかり食べているからだろう。

 私は、こういうのを他山の石として腹八分を実践している。

 さてNIKKAと下僕はトライシクルで先に家へ帰らせ、私はセブンイレブンで煙草を調達し、カフェでアイスティーとパスタのお昼にしよう。

 湿度が高いためか、フィリピンのパスタはベトッとしていて旨いとは言えない。だからジョリビーのチキンとライスが庶民の定番メニューになる。テイクアウトならば、私は調達したふりかけがご飯に重宝している。次回は、丸美屋すきやきふりかけ持参が必須だ。

 買物をして遅いお昼を食べると、既に午後4時。まあ暑さが和らぐ頃だ。今日は曇天で蒸し暑い1日だった。

 

フィリピンブラカン州ブラカン、iPhone13pro

 
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Fieldwork721. BARAGTAS MARCKETへ

2022年11月01日 | field work

 

 バラグタスのマーケットは生鮮品の市場に、日用生活品のスーバーが併設されている。だからこのあたりでは、一番大きな市場であり、周辺にはファーストフードが立ち並ぶ。

 2階の生活用品市場に行くと衣類を始めあらゆるモノが揃っている。そう書けば聞こえがよいが、よく見るとヒモまで成形された格安のスニーカーとか、日本では見かけない安価な商品ばかりだ。我々は大きなゴミ箱を買い、そのなかにフライパンだの皿だの諸々の生活用品を投げ込み、会計したら1500ペソだから、日本円で4,000円位だろう。

 フィリピンのような熱帯の気候風土では、およそ全てのモノが瞬く間に消耗してしまう。だから高価な商品は最初から誰も買わないし、店に置いてもいない。我々は、全てがすぐに朽ちてゆく消耗品をゴミ箱に入れて持ち帰った。最初からゴミだ。

 生鮮市場に出向き、エビ・イカ・なにがしかの魚を調達した。すべては1kg単位だから量は多い。冷凍庫なんかついていたかなと思うが、気にせずに購入するあたりがフィリピン流か。最後に25kgの米2袋が2,000ペソ以下だから5,000円といったところか。

 そんな大量の荷物を、どうやって持ち帰るかは下僕の弟のトライシクルに全部詰め込み、2台のトライシクルで帰った。何しろ冷蔵庫でも家具でも何でもかもを、すべて自前で運ぶ。夜の交通渋滞をかき分けクラクションを吠えように鳴らしつつ、我が家に向かった。

  さてDJIPOCKET2は、相変わらず明後日の方向を向き、執拗に向きを変えないというのはご立派だが、そっちは空だぜ。背後の画面に触れると撮影モードが変わってしまうのも考えものだ。

 中国製だからインターフェイスは、どうしようもなく悪い。それに指の爪のような小さな画面では、何が映っているかわからない。

 所詮中国製なので、万事使いにくい。画角が狭いので広角用のアタッチメントが磁石で付くが、当然即外れてなくすこと必須。このあたり何でもまねして自滅する中国製品。広角レンズはテープでボディに固定するんだろう。

 画像をみると背後の画像が甘い。このあたりの事情は中国製ならではである。次回からはGoproを持参しよう。

 そんなわけで、今回初めて映像らしきものが編集できた。それはDJIPOCKET2の力ではなく、MacのiMoveのおかげである。

BARAGTAS MARCKET

DJIPOCKET2

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