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2011-5-22 曇り
この時期、一般的に渓流釣りは難しい。山奥の林道は冬期間の倒木などで荒れており多くは入林禁止。雪解け増水で源流域は激流だ。増水が治まってきた川でも魚の活性は限りなく低い。それでも釣り好きな人たちは我慢できず出かける。午後1時30分、自宅を出発。湖畔のホテルのため、この時期でも林道が整備されている北見市近郊のT湖へ行ってみた。山菜採りの車が沢山入っていた。湖ではルアーを引いている釣り人が二人。きっと何も釣れていないだろう。原始林の中の遊歩道を歩いてゆくと、やがて湖に入る小さな渓流が見えてくる。湿地を屈曲蛇行している、どんよりしているが美しい流れだ。川岸にはクリンソウがびっしりとあり、蕾をふくらませていて、これらが咲き誇ったら絶景だとおもう。川にオショロコマはいないがアメマス、ウグイ、ニジマスなどの幼魚たちが棲んでいる。この時期、釣ってはいけない魚もいるが、隔離された湖に放流されたものなので法律的にはどんな扱いになるのだろう。早春の渓流で、のんびり小魚たちと遊んで、夕方4時に川をあがった。
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