オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

近年、場荒れの著しい標津川水系渓流のオショロコマ その弐

2013-02-01 18:50:14 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年10月29日   曇 雨 曇 雨 あまり寒くない
そんなわけで、簡単に入れる水域ではオショロコマは激減している。

しかし、種々の理由で釣り人が入ってゆかない自然度の高い水域では依然オショロコマ、ヤマベの個体数は保たれている。

そのような水域に入ってゆくのはかなりの決心が必要だ。

つまり、ある一線を越えると、そこは渓流魚の桃源郷なのだが、なかなかその一線を越えることができない。

私は、自分の体力気力、天候、時間などの条件がそろって、自分自身にある程度の気迫が感じられる時以外はそこへは入って行かない。

常にヒグマの恐怖などを含め大自然に対する畏怖畏敬の念を強く持っているからだ。

今日はちょっとその気にはならなかった。

今回、この水系独特の美しい成魚は見られず幼魚、若魚ばかりであったのはちょっと残念であった。

撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。





今回、ヤマベはとても少なかった。





























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近年、場荒れが目立つ標津川水系のオショロコマ

2013-02-01 13:18:46 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年10月29日   曇 雨 曇 雨 あまり寒くない
朝8時30分。牛丼屋で朝飯を食べて久しぶりに道東の標津川にオショロコマ撮影に出発。

最初に西別川水系の渓流でカワマスを撮影し、午後遅く標津川水系のなじみの渓流に入った。

今日は川の水量が異常に少なく普段の2/3くらいしかない。おかしい。

オショロコマはそれなりにいるが大きな個体がまったくいない。

不思議な感じ。その理由はすぐわかった。

川底に腹を裂かれたオショロコマ幼魚が5-6匹転がっており最近釣り人が入ったようだ。

腹を裂かれたが、余りにも小さいのでうち捨てられたようだ。

この渓流は北海道内でも特に場荒れが著しい渓流のひとつである。

温泉旅館の客寄せ作戦で毎週日曜日の朝早く、近くの養魚場から運ばれてきた養殖ヤマベが相当数放流される。

これらの養殖ヤマベは何故か元気がなく川に立ちこんだ釣り人たちの足もとに群れてエサは追わない。

しかたなく釣り人たちは引っかけで自分の足下のヤマベを釣っていた。私の目には末期的な光景に見えた。

夜、大きなシマフクロウがこの元気のない放流ヤマベを狙ってやってくる。それも観光客を喜ばせる。

朝方にはシマフクロウの糞があちこちに見られる。

ヤマベの入れ食い釣りの夢が破れた釣り人たちは、そのはらいせにオショロコマを入念に釣る。

数年前、7月にここで会ったある初老の釣り師は、

「 はるばる札幌からヤマベ釣りにきたのに全然釣れず残念です。負け惜しみみたいだが、オショロコマはおいしくないけれど2回唐揚げにするとヤマベと変わらないですよ。」などと話していた。




































この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

                        続く。




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