オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

早春のブラウントラウトを爆釣、撮影

2013-02-02 10:30:23 | ブラウントラウト
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20XX年3月22日(土) 晴れ 帯広は12℃ 午後から風が吹き寒い
十勝の大畑作地帯で早春のブラウントラウトを撮影。
天気予報をみても今日はとても良い天気。なんと帯広方面は気温が12度Cまであがるという。北見はまだ雪があり山間部渓流の多くは川面が出ていないが帯広方面はとっくに雪が消えた。皆さん、盛んにゴルフをやっているという。一昨日の西別川水系のカワマス撮影で足腰が痛いが、あまり天気が良いので今日は十勝方面でブラウントラウトを撮影することになった。

朝9時に北見をのんびり出発。十勝の大平原地帯へ向かった。

十勝地方平野部の川は、その殆どにニジマスとともにブラウンが繁殖しているらしい。

十勝の大畑作地帯では森も林も草原も川も、もはやニホンオオカミを筆頭とする在来の大自然は完膚無きまでに破壊されている。



見渡すかぎり畑。


そこの川にニジマス、ブラウンが放流された。

いくつかのブラウンに適した環境の川では大繁殖し、いまやそれなりの立派な?生態系を築いてスポーツフィッシングの重要なターゲットになっている。

今現在、このニジマスやブラウンがこれらの閉鎖水域にとどまっているかぎりは何の問題もないと思う。

ただ、このブラウンやニジマスを、まだ在来の生態系が残っている水域に移植・放流するのは断固やめるべきである。


まず、最初に現地ではブラウントラウト釣りでとても有名な川をさぐってみた。



釣り人風の車が時々川をのぞきこんでは走り去ってゆく。

はや、釣り人の気配が濃厚で、いかにも立派な川だが魚信なく魚影もまったくみかけない。

川底には引っかかって放置された釣り糸や仕掛けがいたるところにみられ、ずいぶん人気の釣り場のようだ。

使い込んだブラウン用のスピナーまで落ちていた。




入念にさぐったが、もうこのあたりのブラウンは釣りきられたと判断し、別の場所に移動した。


ちょっと入渓が面倒だが、あまり釣り人の気配が感じられないところではブラウンの魚影が見えはじめた。


20-30cm前後のブラウンが人影や物音にものすごく敏感に反応して、次々と水草の影から飛び出し逃げてゆく。



なんと釣り糸が水に落ちる気配を感じてぴゅーっと逃げてゆくしまつ。

この異常なほどの敏感さは一体どうしたことだろう。夏場ならこんなことはなかった。

確かに夏場は草木がうっそうと草丈高く生い茂り川へ降りることすらためらわれるが、今は川岸の草が全部枯れてあまりにも見通しが良い。

そんなわけで逃げるブラウンばかりで釣りにならない。


それでも決して喰いが立っていないわけではなくて、慎重に気配を消してこちらの存在を気取られることなく振り込めたら一発で食いついてくる。


やがて、多少のコツがわかると次々とブラウンを釣り上げ撮影する事が出来た。










ブラウン独特のズシンとしたアタリ、ひきずりこまれるような特有の引きを堪能できた。






ランデングネットなしでは取り込み不可能な立派な♂もかかりまあまあの写真が撮れた。






一番大きなブラウンはちゃんちゃん焼きにして食べてみようかとの意見もでた。

しかし今回は私のテリトリーから遠く離れた人様の釣り場であることも考慮して結局断念。

撮影させていただいたブラウンたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。







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