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秋は大型アメマス釣りの季節、その壱
20XX-秋 晴れ
この時期は釧路地方を中心に北海道の太平洋側に注ぐ自然度の高い各河川には大型アメマスが産卵行動のため一斉に遡上を始める。
そのような河川は奇跡的にもまだ十分生きていると言える。
そうでない川の多くは大抵ダムだらけで、一見きれいな水が流れていても実際には死の川と言ってよい。
この日は大型アメマスを撮影したくなって我が家から比較的近い釧路川水系のとある川に出かけた。いまだ産卵前の大型アメマスたちの強烈な引きの快感は、何度経験してもやめられない。
つまり、私たちもオショロコマの分布調査や個体変異を調べるのに熱中するだけではなく、単純に大きな魚を沢山釣って、ごく単純に喜ぶ、ごく普通の釣り人に過ぎません。
ただ、この時期、川の上流域に遡上してきた大型アメマスの群をうまく補足できるかどうかが難しい。
群がきていなければ、川にはごく少数のいつきの小型トラウトがみられるに過ぎない。
こればかりは天候次第、運次第、アメマスたちの気持次第だ。
一般的に台風などの大雨でかなりの増水があり、それに乗じて遡上してくるアメマスたちを狙うことが多い。この増水がいったん引いて川が元通りに落ち着いたとき、群がきていれば最高だ。
大型アメマスが産卵のため遡上する川は、この山の向こうにあります。
果たして今日はアメマスの群がいるだろうか。わくわくしながら森の小径を小走りに川へ向かう。
川岸のあちこちから私たちの気配を察した大型アメマスが次々にぴゅーっ、ぴゆーっと遠くへ走って消える。
その数はかなり多い。どうやら、今年は群に当たったようだ。
しかし、どのアメマスも人影やかすかな音に異常に敏感になっており、ぴゅーっと逃げてゆくばかりで、これでは釣りにならない。
餌を目の前に流し込んでも、毛針を流しても、ルアーで誘惑しても一切興味を示さずぴゅーっと逃げてゆく。
アメマスの頭の中は産卵行動で一杯で索餌行動は、かなりおろそかになっている。
それならばどうやって釣るのか。
それは超ハイレベルな企業秘密ですから普通このようなブログで語られることはありません。
静寂を破るものすごい水音で大型アメマスがヒットしたことがわかります。
今日は快調に大型アメマスがヒットし続けました。
大型アメマスを釣っては撮影、リリースをくりかえしました。 軽い着色斑アメマスが混じりますが,お気づきだったでしょうか? 続く。
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秋は大型アメマス釣りの季節、その壱
20XX-秋 晴れ
この時期は釧路地方を中心に北海道の太平洋側に注ぐ自然度の高い各河川には大型アメマスが産卵行動のため一斉に遡上を始める。
そのような河川は奇跡的にもまだ十分生きていると言える。
そうでない川の多くは大抵ダムだらけで、一見きれいな水が流れていても実際には死の川と言ってよい。
この日は大型アメマスを撮影したくなって我が家から比較的近い釧路川水系のとある川に出かけた。いまだ産卵前の大型アメマスたちの強烈な引きの快感は、何度経験してもやめられない。
つまり、私たちもオショロコマの分布調査や個体変異を調べるのに熱中するだけではなく、単純に大きな魚を沢山釣って、ごく単純に喜ぶ、ごく普通の釣り人に過ぎません。
ただ、この時期、川の上流域に遡上してきた大型アメマスの群をうまく補足できるかどうかが難しい。
群がきていなければ、川にはごく少数のいつきの小型トラウトがみられるに過ぎない。
こればかりは天候次第、運次第、アメマスたちの気持次第だ。
一般的に台風などの大雨でかなりの増水があり、それに乗じて遡上してくるアメマスたちを狙うことが多い。この増水がいったん引いて川が元通りに落ち着いたとき、群がきていれば最高だ。
大型アメマスが産卵のため遡上する川は、この山の向こうにあります。
果たして今日はアメマスの群がいるだろうか。わくわくしながら森の小径を小走りに川へ向かう。
川岸のあちこちから私たちの気配を察した大型アメマスが次々にぴゅーっ、ぴゆーっと遠くへ走って消える。
その数はかなり多い。どうやら、今年は群に当たったようだ。
しかし、どのアメマスも人影やかすかな音に異常に敏感になっており、ぴゅーっと逃げてゆくばかりで、これでは釣りにならない。
餌を目の前に流し込んでも、毛針を流しても、ルアーで誘惑しても一切興味を示さずぴゅーっと逃げてゆく。
アメマスの頭の中は産卵行動で一杯で索餌行動は、かなりおろそかになっている。
それならばどうやって釣るのか。
それは超ハイレベルな企業秘密ですから普通このようなブログで語られることはありません。
静寂を破るものすごい水音で大型アメマスがヒットしたことがわかります。
今日は快調に大型アメマスがヒットし続けました。
大型アメマスを釣っては撮影、リリースをくりかえしました。 軽い着色斑アメマスが混じりますが,お気づきだったでしょうか? 続く。
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