

斜里川水系源流域の異変 その壱 一見正常と思われるオショロコマたち
20XX-7-13 晴れ
斜里川源流域の数本の支流へオショロコマ調査に入った。
とある枝川ではこの沢に特徴的な黒いオショロコマが釣れたが数は少ない。






流れの速いところが続き、なかなか良い写真が撮れずに苦戦した。

ヤマベも少し釣れた。



本流では黒いオショロコマではなく種々の斑紋パターンの幼魚、若魚が釣れたがさすがに上流域なので大型個体はいない。








黄色いタイプから暗褐色タイプまで様々の斑紋パターンの個体がいて、一見、遺伝的多様性は比較的良く保たれているかに見える。
斜里川水系ではオショロコマの体色・斑紋は変異に富む。
赤点紋理は黄色からオレンジで、赤点の数はあまり多くない。
腹部やヒレは淡いオレンジ~黄色系が多く知床のような鮮やかな赤系のものはいない。

































撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

