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20XX-12-5 金 曇り 暖かいが猛烈な強風のち雨
斜里川水系源流域、初冬のオショロコマ その壱
朝9時30分に北見市を出発。F氏と我々夫婦の3人で斜里川水系上流へ初冬のオショロコマの撮影に出かけた。
今日は前線が通過するとのこと。気温は15℃まであがるようでオホーツクの12月にしては異例の暖かさだ。
しかし、途中からもの凄い強風が吹き始めた。畑に雪はなく小麦の緑はまるで早春を思わせる。
猛烈な風で砂塵が舞い上がり視界も悪くなり、帯広あたり名物の早春の砂嵐のようだ。
低い雲が強風で流れるように移動してゆく。
今日は斜里岳は雲で見えない。
途中斜里川水系の支流を数本さぐったが、魚信なく今日は斜里川源流へ向かってみた。
夏場はうっそうと草木が茂ってとても入って行くことはむずかしいがこの時期は草は枯れ木々の葉は落ちてとても見通しがよくなる。
ヒグマとの接近遭遇はしばしば命取りになるが、この時期は見通しがよくなるのでその危険は少ない。
以前入ったことのある I 沢川へ入った。この林道沿いには良質の火山礫が多い。
ここはかなりのオショロコマとヤマベがたまっていた。ヤマベは産卵行動後とおもわれる2-3年魚が10匹ほど釣れた。
小型で暗色調、腹部が黄色からオレンジで赤点紋理は赤いこの渓流独特のオショロコマが釣れた。
越冬のためか、やや水深のある穏やかな瀬に集結していた。おおかたは産卵行動後の個体であった。
オショロコマは40匹ほどを撮影した。今日は♂が8割♀2割程度で♀が少ないのが印象的であった。
♀は産卵後どこかへ移動したのだろうか。
この日も撮影させていただいた渓流魚たちはすべて丁寧にもとの場所にリリースした。
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