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十勝川水系源流域TM川、初夏のオショロコマとエゾシカの死体に群がる蝶と、キラキラ美しいキツネの糞。
20XX-7-12 雨のち晴れ
朝から雨だが午後から晴れるとの天気予報で、十勝川水系支流源流域の TM川 と STM川、へオショロコマ調査に出発した。
まず TM川の昨年秋オショロコマが多かったあたりから川に入った。
雨が上がり最近激減してきた北海道特産の蝶ホソバヒョウモンが多数飛んでいる。
川へ入ったが最初はあたりがない。どんどん釣り下ったが、そのうちやっとオショロコマが釣れ始めた。
こぶりだが太って体高がある立派な個体が多い。
さっとエサを流しただけでは食いつかず、かなり入念に流してさぐってゆくと、くんくんっと軽い当たりがあり釣れてくる。
最後にすっとアクションを加える瞬間につられてパックリ食いつくようだ。
振り込んだ途端に容易に釣れる個体群ではない。オショロコマにしては意外と釣りにくい個体群である。
要するに、釣り人が入って魚がかなりすれている気配が感じられる。コツがわかるとどんどん釣れ始めた。
上流へすすみ、昨年オショロコマが多かった崖沿いのたまりを数カ所釣ってみたが上流へゆくほど個体は小さくなったので、この川はこのくらいにして次の林道へ入った。
撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
水源地のダム下を釣ってみたが魚影無し。
昨年秋と異なり、川まではうっそうと草木が茂っていて、これより奥へ入って行くのはヒグマとの接近遭遇の恐れがあり、ためらわれる状況だ。
ここは昼ご飯を食べただけで引き上げた。
森の中に白骨化した鹿の死体があった。それにチョウがきていた。
コチャバネセセリとヤマキマダラヒカゲが群れていたがミスジチョウもいた。
近づくとチョウは舞い立ち、何故かキツネの糞があった。美しい糞できれいな甲虫を沢山食べているようでキラキラしている。
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