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標津川水系KN川源流域、秋の黒オショロコマ
20XX年10月22日 晴れ のち曇 のち大嵐 寒い
この日は、AR川の撮影を終わらせたあと、同じ標津川水系の支流で今年の春先20XX年5月27日に一度入ったことのあるKY峠下のKNK川源流域に5か月ぶりに入った。
春にはオショロコマ幼魚ばかりおびただしい数がいて、さながらオショロコマの幼稚園といった感じであった。
渓流の規模はとても小さく源流域は取り立てて特徴のない、文字通り唯の少渓流である。
さて、秋になると春先に多数いた幼魚たちはまったく見られなくなっていた。
今回は何故か良型のオショロコマが主体となり、さらに♂がやや多かった。
この時期、オショロコマたちの個体数はとても多くなり、手早く40匹を釣って撮影したが結構きれいな写真が撮れた。
この水域のオショロコマ♂成魚は暗色調かつ黒っぽい色調でいわゆる黒オショロコマといってもよいと思う。
ただ、標津川水系個体群の一般的な特徴として、黒オショロコマとはいっても腹部の黄色調が目立つ個体が多い。
♀の腹部は白く、すでに産卵後の個体が多かった。
この日も撮影させていただいた黒オショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
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