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常呂川水系源流域の野性的なオショロコマ その壱
20XX-8-1(土)晴れ 暑い
なんとなく朝寝してしまった。午前11時に常呂川源流域の支流で希少なオショロコマの生息するO川へ向かって北見市の自宅を出発。
この川沿いの林道へとりつくのに毎回、入り口を間違い試行錯誤する。自宅から35分ほど車で走って目的の場所に着いた。
今日は最近の大雨で下流域では水量が多く、川の遡行や徒渉が大変であったが上流域にむかうとそれほどでもなくなった。
はじめはヤマベ、稀にアメマスとの混生水域、さらに源流域へ向かうとオショロコマ一色になる。
全体的に暗褐色調、♀の腹部は白いか淡く着色、♂の腹部は黄色くなるが鮮明さはない。ヒレの着色は目立たず時に黄色く着色するが赤くなるものはいない。赤点紋理は細かく鮮やかさに欠ける。項部から背部の虫喰い紋理の発達は悪くしばしば目立たない。小型で成魚でも尾叉長 10-15cm ,20cm を超える個体は稀である。 知床のようなあでやかさは無いが、いかにも野性的に見える個体群である。
アクセスできる水域が比較的少ないせいか、オショロコマは個体数は少ないが稚魚、若魚、成魚と理想的、健全な状態で見られる。
概して流れが速く撮影に適した穏やかな流れが少なく、釣った魚の水中での撮影に苦労する川だ。
撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしながら上流へ向かう。
林道の状態は上流へゆくほど悪く、悪路で何度も車の腹をすってしまった。
この渓流のかなり下流域はヤマベ釣りに入る人がいるようだ。
この項、続く。
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常呂川水系源流域の野性的なオショロコマ その壱
20XX-8-1(土)晴れ 暑い
なんとなく朝寝してしまった。午前11時に常呂川源流域の支流で希少なオショロコマの生息するO川へ向かって北見市の自宅を出発。
この川沿いの林道へとりつくのに毎回、入り口を間違い試行錯誤する。自宅から35分ほど車で走って目的の場所に着いた。
今日は最近の大雨で下流域では水量が多く、川の遡行や徒渉が大変であったが上流域にむかうとそれほどでもなくなった。
はじめはヤマベ、稀にアメマスとの混生水域、さらに源流域へ向かうとオショロコマ一色になる。
全体的に暗褐色調、♀の腹部は白いか淡く着色、♂の腹部は黄色くなるが鮮明さはない。ヒレの着色は目立たず時に黄色く着色するが赤くなるものはいない。赤点紋理は細かく鮮やかさに欠ける。項部から背部の虫喰い紋理の発達は悪くしばしば目立たない。小型で成魚でも尾叉長 10-15cm ,20cm を超える個体は稀である。 知床のようなあでやかさは無いが、いかにも野性的に見える個体群である。
アクセスできる水域が比較的少ないせいか、オショロコマは個体数は少ないが稚魚、若魚、成魚と理想的、健全な状態で見られる。
概して流れが速く撮影に適した穏やかな流れが少なく、釣った魚の水中での撮影に苦労する川だ。
撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしながら上流へ向かう。
林道の状態は上流へゆくほど悪く、悪路で何度も車の腹をすってしまった。
この渓流のかなり下流域はヤマベ釣りに入る人がいるようだ。
この項、続く。
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