オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2010早春斜里川平野部の美麗オショロコマ

2015-01-27 20:12:23 | 渓流魚、蝶、自然
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2010-3-12(金) 晴れ 強風 気温8°C

2010早春斜里川平野部の美麗オショロコマ



久しぶりにF氏と二人で斜里川水系平野部のオショロコマを見に出かけた。





この時期、オショロコマの撮影が可能な場所はごくごく狭い秘密の水域に限られる。そのいつものポイントへゆき、あわせて22匹のオショロコマを撮影した。

このポイント特有の10--20cmで美麗、立派なオショロコマが多かった。水温は9°C。手を冷たい水中に入れての撮影はつらかった。

このオショロコマが棲むごく狭い水域のみは、川底はきわめて理想的な状態であった。

川底の堆積がなく、きれいな小石や小砂利が多く、テッポウムシやピンチョロなど水性昆虫が多かった。



































クレッソン群落。
















雪こぎでへろへろ。































斜里川平野部のオショロコマは近年激減しており、将来的には種々の理由で消えてゆくと思う。今回、貴重なこの美しい個体群は水中で手早く撮影後、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。


一方、その下流の一見もっと立派なたまりなど数カ所を入念にさぐったが魚信なし。

この奇跡的に残ったオショロコマの棲息する狭いポイント以外は斜里川水系平野部の支流は、立派なたまりがあってもまったく魚がいなかった。

斜里川水系平野部では河畔林がほとんどなく、広大な畑は川にせまっており農薬は流れ込み放題、川底もヘドロ状堆積が多く、荒れ切っているのが魚が棲まない理由だと思う。

川岸に繁茂するクレッソンを少し採集した。

今日はF氏は深雪地帯の雪こぎで体力消耗、へろへろになりダウン。2時過ぎに武装解除。

良く晴れているせいか雪に覆われた斜里岳から海別岳、羅臼岳、硫黄山など知床の連山まできれいに見えた。






一方、斜里岳おろしの強風で体が冷え切り低体温症寸前の状況であった。早春のオショロコマ釣りはきつい。






夕食は クレッソンとろろソバ。ソバと新鮮なクレッソンをトロロ入りソバタレに絡めて食べるのだが、最高のおいしさでした。



 



海別岳。





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